自宅サーバの静音対策+netatalkではまる

自宅にあるファイルサーバの音が,メンテナンス性を考えてケースを交換した直後からあまりにもうるさかった.

ファンを止めてファンレスを気取ってみたら熱暴走で止まらせてみたり(いくらTDP35WのCeleron 420とはいえリテールファンそのままでファンレス動作を期待するのは無理というもの),いろいろした結果,単にヒートシンクの固定が甘いだけだという情けないことが判明.一度外してきちんと固定し直したら許容範囲の音に収まる.この時にテンショナーだけをいじれば良かったのに一度外したのが運の尽き.リテールファンは相変化シートなので一度外すと付け直しは厳しいことを薄々思いつつも,大丈夫だろうとなめてかかったらその日のうちに(毎日深夜にバックアップが走るタイミングで)熱暴走で終了.

そもそも,リテールのテンショナーのプラスチックの爪が壊れてしまっていたので,秋葉原でリテールファン用のねじどめするテンショナーを購入して取り付ける.爪なんて危うげなものより最初からこれだったら良いのにと思う.(ただし,付け直しには結局添付されてないグリスが必要だから付け直しを考慮するのは無意味か)

で,起動し直してみたらAFPからのアクセスの時のみファイルが勝手に消えて行く.Synkでバックアップさせた時にエラー大量発生の揚げ句ファイルが消えていた時には顔面が蒼白になったのだけど,sshで直接ディレクトリを見るとファイルは健在.そして,sambaでアクセスをかけた時にもどのファイルも消えてなかったので安堵.

いまいちよくわからないので,afpdを再起動して,アクセスするmacも再起動をかけたが変化なし.

結局データベース的なものの整合性がおかしくなってるのかなと調べると,Netatalk and Sambaで,データベースが壊れた時の対応が書かれていた.(CNIDの管理)

ともかく,書かれている通りに

  1. AppleVolumes.defaultにcnidscheme:dbdを追加
  2. 公開している一番上のディレクトリにある".AppleDB"を消す.
  3. afpdを再起動

で直った.もう壊れないといいけど.