日本が恋しいです

諸般の事情でボローニャにけっこう長期間います.

ちょっと気がついたことを

  • 行った先の研究室のPCのOSが全部UbuntuDebian.どういう世界だ.
  • 学食のパスタが異様に固い.食堂で出るような作り置きのパスタってのは最適な茹で加減にするのは不可能なので,柔らかくなるか固くなるかのいずれかなわけだけど,柔らかいパスタなぞパスタではないと言うイタリア人の鉄の意思を感じる.ちなみに,イギリスとベルギーは逆に異様に柔らかい.
  • 店が閉まるの早すぎ.8時には大体閉まる.まあ,日本もコンビニを除くと5年とか10年くらい前までは大体こうだったような気もする.近くの東急ストアが午前1時までやっている現状が異常.
  • スーパーのポリ袋は言わないと出てこない+有料.一袋あたり0.04EURO取られる.日本を発ってから為替が変動しすぎてよくわからないけど,5-6円とけっこうお高め.
  • ゴミの分別が適当.ちなみに,区分けは生ゴミ,紙,プラスチック, それ以外(indifferenziato)….4つしか区分けないのにそれ以外ってなんだよ.
  • 研究室の事務員の数が異常.スタッフ+学生で15人くらいの研究室なのに3-4人くらい事務員がいる.
  • ヨーロッパ-日本の回線が細すぎ+レイテンシ遅すぎ.レスポンス悪すぎて日本のサーバのアプリケーションが使えない.たとえば,SINETとのpingアメリカ経由だと言うのとあいまって0.3sくらい恒常的にある.よくこんなところに住んでいる連中とゲームできてたなと思うくらい遅い.さらに,youtubeは見れてもニコニコは回線が細すぎて実用にならない.
  • 全体的に食料品の価格は爆安.パンやパスタは日本の半額から1/4程度.特にショートパスタは安い(本場なんだから当たり前か).牛乳も最近値上がりしているからそう思うのかも知れないけど,1Lが0.8EUROくらいと安い.チーズも同様に格安.ワインにいたってはほんとに水よりも安いワインが売っている(1EURO/bottleとか).
  • 一方で,レストランその他の値段は日本と比べてもそうだし,食料品の値段と比べてもちょっと使う気にならない値段.というか,逆に日本の外食産業チェーンの値段が狂っているだけか.散々使わせてもらっていうのもなんだけど,日本の外食チェーンの価格体系って人間に対する尊厳を感じさせない.あの値段で回る給料でちゃんとしたサービスを要求されるし,実際にそこそこのサービスをしてくれるわけで異常.
  • 台所用洗剤が日本だと濃縮タイプが標準だと思うけど,当地では選んでというか探さないとない.適当に買った洗剤がひどくて,洗浄力が異様に弱い上に泡切れが異常に悪い.ジョイでもチャーミーVでもいいから持ってくれば良かったと後悔.