水樹奈々 LIVE UNION 千葉公演(2012-9-8)

ということで、先週末はLIVE UNIONの最終公演のためにQVCマリンに行ってた。東京ドームライブでの特に音響の微妙さが結構ショックだったり(そのくせBDは買ってるんだけど)、友人に誘われて行った茅原実里のULTRA/PARTY Formationのファンの練度に圧倒されたりとかで、音響とかの言い訳の聞かない狭いハコで水樹奈々の公演に行って、それでも微妙だったら、ファンやめようかとまで7月は思いつめていた。

で、2000名の箱かつ関東から一番近い福井公演を狙い撃ちして行ったら、まあ大正解で水樹奈々愛が復活して、当初は行く予定なかった千葉公演を、茅原実里ファンのその友人を連れて行く事に。

で、心拍数を今度も取得。

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全体的かつ平均的に高めなのと、最後にガーッと上がるのが印象的。

福井で水樹奈々愛が復活したと言っても、なんつーか、大脳新皮質の大部分は依然として茅原実里押しだったりする。が、福井公演と千葉公演の心拍数と、SUMMER CAMP 4の心拍数を比較すると、水樹奈々のほうが歴然と高い…ちょっと悔しいんだけど、歌が無意識の領域に語りかけてくるとしか言いようがない不思議な感じ。

これほどの差が、それも複数回データとして示されてしまったので、ライブ後観念して水樹奈々のファンクラブにその場で入った。

POP MASTERが上がるのはいいとして、Love Brickが意外とピークを形成してるのが印象的。千葉に向けて(日頃は買わない)シングルを買い集めて聞き込んだ甲斐があったというもの。Love Brickは曲自体はそこまで好きというほどではないけど、掛け合いが最近の曲らしくなく、きっちり設定されてるのは好印象。

掛け合いの設定という意味では、Synchrogazerが残念というか、もうちょっとファンの間で掛け合いを増やせないのかなって思ってる。なんか、固い。せっかく奈々さんが飛んでるのに、叫ぶと共通認識されてるところもなければ、飛べると共通認識されてるところもないという状況に少し欲求不満。跳んで気持ちを共有したいんだよ的な。例えば、please tell meとか、fly fly awayとかはコールして良い気がするんだけど、周りあんまりしてなかったので踏み切れない弱気な自分。

DISCOTHEQUEの後のMCでいきなりピューッと上がっているのは、確か、アルバムの発売日が決定してそれがちょうど桑島法子の誕生日(12/12)だったから。わざわざ被せなくてもと思ったのは会場では私くらいか。

Brand New Topsは福井では何も表示されずに掛け合いを頑張れというスパルタな感じで、掛け合いが全然出来なかったのが悔しくて、千葉のために頑張って歌詞を覚えてきたけど、千葉ではスクリーンに表示される親切仕様で、特に覚える必要がなかったので拍子抜け。

まあ、もっと拍子抜けだったのは、照明をほぼ完全に暗く落としていたことで、普通、自分で光らないタオルを客に振らせるときには見えるように明るいうちにやるか、照明を明るくする(茅原実里の旗曲みたいに)のかなあとおもいきや、日が暮れた時間にもっていって、さらに照明を暗くしてきた。確かに、チームヨーダの人をスポットライトで照らしてやってた影絵はキレイだったけど、なんか本末転倒してない?って思ってしまった。

その後、synchrogazerから100近くを維持。ETERNAL BLAZEの後に、このあとはSCARLET KNIGHTしかないだろうとワクワクしながら赤の大電光を用意してたら、Justice to Believeで、しまったと思ったら会場が赤に染まって驚いた。よく知らないんだけど、JtBって赤なのね。

アンコールは、奈々コールが全然合わなくて、もうちょっと何とかならんかなって思った。会場の広さ的にしょうがないんだけど。隣の友人は延々と、奈々コールの合間に、ソレッって赤いブレードを振って音頭を取ればすぐに揃うのにとのたまっていた。会場全体でアンコールがきちんと揃ってたのはステラシアターまでで、幕張はろくに揃ってなかったよね?とちょっと言いたくなったけど、開演前に目立ちたがってた連中が前に立って音頭を取ればそのブロックくらいは揃うのになとは思った。揃わないアンコールは少し寂しい。ただ、私に合わせてくれた後ろの女性の方ありがとうみたいな。

会場の広さという意味では、昔大科学実験で旗をあげる速さで音速を測定しようという回があったのだけど、前から後ろに流れていくサイリウムの動きを見てると、音の速度は有限なんだなあという感慨が湧いてくる(ちなみに、私の席は3塁側2階の最後方)。

アンコールの星空は、自分の席からは花火が殆ど見えず、よくわかんないタイミングで上がった観客の歓声でようやく花火に気がついた。自分の席からは花火はほとんど見えなかったので、花火よりむしろ、対岸の東京の夜景の方がキレイだった。色もちょうどオレンジでUOみたいだったし、対岸から応援してくれてるような気持ちになれた。

その後、POWER GATEでこの日3本目のUO

全部終わって、プレゼントの最初のほうで上がっているのは、確か奈々さんがバズーカの手元を誤って2本連続くらいで明後日な方向に飛ばしたので。なんだかんだ言いつつハプニングは面白い。その後、最後にかけて上がっているのは、奈々さんが感極まってLove Brickのカラオケに合わせて歌い始めたあたり。東京ドームの2日目でもそういう感じでSuper Generationを歌ったらしいので、まあ恒例感はあるけど、うれしいものは嬉しい。この時点で照明は上がっていたので、とりあえず拳で応援してたけど、かなり盛り上がれて拳派に目覚めそうだった。拳はライブ演出という意味で観客の役割を放棄してる感があるので、個人的にはずっとそうするのはナシだと思うけど、拳の方がむしろ盛り上がれるんだというのは発見だった。

で、最後にSSA 2 daysでフルオーケストラライブの発表。今思うと、何がそこまで嬉しいのかわからないけど、この日最高潮の興奮。なぜか、隣の友人とハイタッチを交わす。まあ、SSA 2days(多分スタジアムモード)の発表で、埋まるかではなく自分のチケットが取れるのかを心配してしまう水樹奈々ってのはすごいと言わざるをえない。

最後の最後にやはり三本締めがないと、ライブは締まらないと思ってるんだけど、各所でパラパラと開始して、全く揃わず終了。うーん。ちょっと前の人が仕切って三本締めを始めたあたりで、少し先行して開始した別のグループ発端の三本締めが聞こえ始める。どうしようもない面はあるけど、UNION出来てないなあと。

ところで、今回レーザー演出がなかったのが意外だった。野外、それも風の強いマリンスタジアムだとスモークを焚いても風で流れちゃうから光跡が見えないのでという理由なのか、それとも、演出の方向性が声優ライブ全体的に変わったのか?個人的にはレーザー演出があると学生時代の癖で、恐怖から着弾点を確認するためにライブの興奮状態から素に戻ってしまうのであんまり好きじゃないからちょっと嬉しい。