LiSA NHKホール (2016-04-20)

大学の研究室の後輩から急に来られなくなった人がいたというので,急に誘われる。

LiSAはoath signのあたりのアルバムを2つ買ってて,この爽快感はすごいよなあと思いつつも,似たような曲が多くね?ってか,Crow Songみたいな響きが好き過ぎじゃねって思って微妙に距離をとって今に至る。

ただ,LiSAのライブはすごいよとはよく聞くので,そりゃ誘われれば行くわとフットワークが軽いというより,腰の軽さを露呈する。

平日のNHKホール 2days。ツアーの初日のそれをきっちり埋めきってるのは流石。席は比較的前の方で,NHKホールでこんなに前になったことねえよと怨嗟の声を上げたくなる私。

で,心拍数。

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セトリはここを参考にしました。

なんか,登場時最初の曲が妙に高い。LiSA登場時なんか動と静のコントラストというか,場を支配する空気に飲まれてた記憶がある。お前ら,私が騒げと言った時には騒げ,静かにしろと言った時にはシーンとしてろ身じろぎもするな的な。そして,それに従う観客を見てご満悦,そのご満悦のLiSAを見て観客も満足みたいな不思議な依存関係。観客良く躾けられてんなあと。

あとは,コール覚えていないので,裏拍飛びがある曲の最初のところで突発的に盛り上がってる感じ。そして,待ってましたのRising Hopeは流石に盛り上がってる。

意外だったのはアンコール後のbestday bestwayの盛り上がり,多分知らない曲のはずなのに周りの雰囲気に乗せられて盛り上がってるっぽい。あと,最後のMCで横浜アリーナ 2days発表でも,なぜか結構盛り上がってる。実際の所,LiSA順調に成長しているなあ,私の贔屓(茅原実里ZAQ鈴木このみ高垣彩陽…)はどうしてみんな広がっていかないんだろうと切ない気分で聞いてたはずなのだが。雰囲気怖い。

しかし,改めてライブで聞いていると,サビによく使うちょい高音の圧倒的な攻撃力は認めざるを得ないのだけど,低音は音量でない,裏声も音量出ないという感じで使える音の幅がすっごい狭い。LiSAの曲を作る人って大変よねとしみじみ。レコーディングならば低音も裏声もそこそこ使えるけどライブ映えを想定するとねえ。大変。