2016年 高垣彩陽ライブまとめ

色々と忙しいということを言い訳に,異様にライブ心拍数記録の更新が溜まってしまって辛い。

そんなこんなで,去年のライブをとりあえずガーッとまとめてグラフにだけはしておこうと年が明けたのにグダグダ作業している始末。

まずは,高垣彩陽から。

今年参加したイベントは以下

  • 2016-4-16 individual ツアー 相模大野
  • 2016-5-8 individual ツアー 中野
  • 2016-5-15 individual ツアー 砺波
  • 2016-11-13 高垣彩陽クラシカルコンサート Premio✕Melodia
  • 2016-12-27 高垣彩陽のMusic Rainbow 04

あとの方の二つは心拍数を測定するのはそぐわないなあと測定せず。

で,心拍数記録を順に。セトリはここを参考にしました。

2016-4-16 individualツアー 相模大野

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2016-5-8 individual ツアー 中野

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2016-5-15 individual ツアー 砺波

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基本的には真ん中のブロック(Next Destination+とある事情でBrand New Smile)と私の時計以外では低めという傾向。基本的に高垣彩陽のどのパターンの曲も好きなんだが,あまりの凄さに唖然とするとか,感動するとか,心がざわめくというような感じが多く,シンフォギア曲以外は飛び跳ねることはないので心拍数にはつながらない。

中野のBrand New Smile付近で異様に上がっているのは,席が運良く通路のそばで,かつNext Destinationの終わりあたりで係員が自分たちの席の目の前にお立ち台を設置したから。その瞬間に次のBrand New Smileの客席に来る演出で目の前で歌うことが確定したので心拍数が振り切れている。実際に曲に入っても最接近したあたりで心拍数がおかしいことになってる。基本的に心拍数が距離計になるのって水樹奈々のガイシホール以外ではなかったので,私としてはひどく珍しい現象。

次の砺波は,席があまりに前すぎて飛んでる場合じゃねえよってのと,アンコール関係のグダグダもあったし空気を読んでというか,前で範を示すべくおとなしくしてよう的な気分もあり,心拍数的にはかなり低め。ただ,近くに寄ると分かるのが隙のなさ。体のスタイル的な意味でも隙がないし,ダンスの動きの決める所一瞬一瞬にも全く緩みがなく,ただただすごいって感じ。それもあって盛り上がるという気分を失い,ただただすごいものを拝もう的な気分になってた。

心拍数ではそういう心の動きって測れないという限界を感じる。

しかし,このツアーはアンコール問題が盛り上がってたというか,女子が「男子がこんなことしてまーす」って言って吊るし上げるみたいな小学校の終わりの会じゃねえんだよみたいな話があって心拍数測るようなダメ人間としては辛かった。

どういう話かというと,アンコールは(自分の知る限り)声優ライブだと普通「アンコール」か声優の愛称を連呼するのが普通で,一般アーティストだと叫ぶのが疲れるという消極的な理由もあるし,叫ぶのは品がないという積極的な理由もあり手拍子が多め。拍手だけとかむしろアンコールを要求すること自体が品がないという世界もあるらしい。

その前提で,相模大野の最初の公演ではアンコールが手拍子で揃った。高垣彩陽のファン層は,コール反対過激派が比較的勢力を持っている印象があったので,とうとうここまで来たかという感慨があった。問題は,コール反対過激派がこの状態に達成感を持ってしまったこと。

その後の関東最大規模の中野サンプルザ公演は相模大野よりキャパが大きいから若干客層が純粋なファン層より薄まる。結果として,拍手が一向に手拍子に揃わなかった。個人的には拍手でアンコールする文化を知らなかったので,ようわからんなと困惑してたあたりで,何処かから「アンコール」と叫ぶ声が湧いてきた。まあこんな状況を整理するにはアンコールと叫んだほうが良いよなと私も含めてそこそこの人数がアンコールと叫ぶ流れに乗ってしまう。これがコール反対過激派のお気に召さなかったようで,コール始めた奴は高垣彩陽の気持ちがわかってない,信じられないと終演後に盛り上がる。いやあもうどうでもええがなという気分に。

そんな気分を引きずりというか,いやあ,コール反対過激派怖いよという気持ちでツアーファイナルの砺波に。お昼頃ついたら物販は軒並み売り切れだし*1,テンションだだ下がりであの低心拍数。で,アンコール戦争の結果はと言うと,ここは忠誠度高いファンしかいない空間なので当然手拍子揃って決着。

ただ,高垣彩陽がダブルアンコールで出てきたときに,なんか寂しいから「もう一回」って言ってと彩陽本人が要求してたのがオチとしては面白かった。おっさんの野太い汚い声が美少女に力を与えることもあるのかと。人の気持ちというのは難しい。

砺波という土地に関しては,物販が全く空振りだったし心拍数も上がってないけど,終演後飲んだ富山の日本酒が美味しかったのでまるっと全部許せる感じはある。

クラシカルコンサートはピアノと13人くらいのストリングスとパーカッションと比較的少人数構成。茅原実里のRe:incarnationの企画が発表されたときに最初に想定した規模がこんな感じだったなあと懐かしい気持ちになる。

ライブ自体は本人の声も乗ってたし最高だったとしか言えない。プログラム的にはDefying Gravityが聞けて本当に良かった。いつからかこの曲がかかると自動的に泣くように私はプログラムされているのだけど,今回も泣く。あと,ミュージカル曲(アナと雪の女王の中の曲)をデュエットでやったのも良かった。ZANNAに行けずじまいだったのが本当に悔しい。やっぱ今度やるチャーリーブラウンは行くべきか…

Music Rainbowはキャラソンは知らない曲が多く予習していけばよかったと。特に,曲が判明した瞬間にこれとざわめいている周りの人たちを見るにやっちまったなあと。あと,この年最後に聞いた純白サンクチュアリィがこれかという不思議な気分に。ただ,あの曲は茅原実里の独特の喉を前提とした曲なんだなあという思いを新たに。その前のGive a Reasonが一瞬曲が思い出せなかったけど,なんか林原めぐみが歌ってた曲ねと分かる程度には林原めぐみだったのと比べると,高垣彩陽を持ってしてもあの独特の歌唱は再現しづらいのかいう感慨が。

あと,自分,思ったよりWalking on Sunshineが好きなんだなあ。individualツアーだと,あの世界に導入するための装置みたいな感じで曲として聞けてなかった感じがあるが,今回ライブコーナーの終盤に置いてみて,ここにおけるだけのパワーの有る曲だよねえと。夢のとなりに匹敵するくらい好きだわと再確認。そして,新曲(Live & Try)の高垣彩陽ファン以外を完全に置いていった感じの曲調が最高でもあり,不安でもあり。

*1:つか,このツアー普通の時間に行くと会場限定グッズは売り切れ,ツアー通しの商品も結構売り切れが多く,物販絞りすぎ…