2016年 鈴木このみライブまとめ

2016年に参加した鈴木このみのライブは以下

心拍数は以下

2016-5-4 Meet your Heartツアー 神奈川県民ホール

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2016-11-5 鈴木このみ Birthday Live 2016 ~Cheers!!! 幕張メッセイベントホール*1

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2016-12-31 鈴木このみ COUNTDOWN LIVE 2016~2017 六本木ブルーシアター*2

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Meet your Heartツアーは神奈川県民ホールの1階しか埋まってなくてちょっと切なかった。ただ,ライブ演出としてはダンスとか今までになかった要素を盛り込んできて,一つの集大成というか成長を感じさせた。途中,そのダンス曲がDelightingでこの曲が流れると鏡の裏表のThis gameは流れないことが多かったので,ちょっとガックシしてたんだけど,アンコール一発目に予想してなかったThis gameが流れて比較的長いMCに挟まれた1曲なのにこの日の最高潮まで心拍数が上がってた。

まあ,そのThis gameの前のMCでも一瞬ツーンと心拍数が上がっているのは,幕張メッセのバースデーライブの発表があったから。その時はかなり絶望感と支えなきゃという思いがない混ざった不思議な興奮があったようだ(心拍数から判断すると)。なにせ,この神奈川県民ホールが半分くらいしか埋まってなかったわけだし。

ということで,懸案の幕張メッセイベントホールのバースデーライブは,意外とと言うと失礼だけどそこそこ埋まっていて入場してほっとする。自分はやる気なく一般発売で買った2階席だったので会場全体がよく見えたんだけど,練度といい,熱狂度といい会場が

  1. アリーナ前方(多分FCチケ)
  2. アリーナ後方(多分最速先行)
  3. その他

で分かれていて面白かった。何故,私はアリーナ前方エリアにいなかったんだと悔しくなる。ちょっと周囲の温度感が物足りない。逆にこれまでライブに来てなかったような層が来てるということでもあるが。

この日一番心拍数的に一番上っているのはやはりThis game。単体ではなくAVENGE WORLDと合わせて徐々に上げていくやり口がにくい。This gameに限らず鈴木このみのハードな曲でいつも思うのはキーボードの手数の多さ。盛り上がりのあるところに挿入される素早いピアノの硬くて速い旋律が,心を加速するのを感じる。いつも鈴木このみのキーボードの人の演奏には感嘆としか言いようがない(白井アキトさんにしろ,岸田勇気さんにしろ)。この日の岸田勇気さんの演奏は,ほんととりわけ技巧的で特別なライブに特別な気合でと言った趣を感じた。

ライブの演出的には竜星鎮魂歌のコーラス隊とのアカペラコラボにまず度肝を抜かれる。男声のコーラスに負けていない鈴木このみの声量の確かさに感動。コーラス隊は銀閃の風までいて雰囲気を盛り上げてくれたが,この2曲しか出てこなかったのでかなり贅沢な使い方。わたモテからRedoまでのアンコール前最後の盛り上がりは,いつの間にかBeat Your Heartのコールが熟成されていた(ただしアリーナのみ)という現実を受け止めることが出来なくてちょっと戸惑って心拍数が上がりきらなかった。痛恨。

そして,最後のあなたにをアカペラ,一部マイクすら通さずに幕張イベントホールの全てに声を響かせる演出があり,意味がわからないというか物理法則がネジ曲がったような驚愕があった。最後のあいさつをマイク無しでやる演出は広まってきた気がするけど*3,この化け物じみた演出を真似れる歌手は他にどれだけいるんだろう?と。すごすぎる演出を見ると,ただただ恐怖しか感じないんだなあという不思議な気分だった。

で,その日に発表されたカウントダウンライブにノコノコ行ってしまったというのが2016年最後の鈴木このみ。六本木は怖か街ばいってな感じで時間を潰してから入場。ちょっと会場が狭いのでキーボードの岸田勇気さんの手の動きがおかしい速度なのが見えて,耳より先に目で高まる。

会場の空気が一番おかしかったし,自分の心拍数も最高潮になるのは,やはりAbsolute Soul,This game,Redoの並び。Absolute Soulの前あたりはしっとりと聴いてねというアピールがあってサイリウム誰も振らない空気だったのが一変して激しい感じに。This gameのイントロで会場全体があまりの高まりの結果として咲クラに包まれたのが楽しすぎた。

カウントダウンの少し前になってみんなが時計を見始めたあたりで,上のモニタに時間を表示し始めたのは良いんだけど,なんか曲がキリの良いところで終わる気配がなくてなんかハラハラする。こういうどうでもいいところで見世物チックなギャグを突っ込んでくるあたりの悪趣味さがいまいちよくわからない。実際にこの時もカウントダウンしてから,曲の残りの部分を歌い始めてへ?ってな気分に。なら,直前のMCを長めにとるなよと…

カウントダウンだからか終わったら余韻もへったくれもなく,みんなさっさと帰るぞ的な雰囲気になってたのを除いては,会場の熱気も心地よく,しっとり聞くところではしっとりして,パフォーマンスは言うまでもなくと,素晴らしいライブだったなあと。願わくば未収録音源を普通に半年単位で放置する癖さえなくしていただければと,思ったりもする。「私をくれたみんなへ」あたり,ライブで聞くの何度目だよと自分でも思うんだけど,予習しないとコーラス忘れてつらい。

*1:セトリはこのサイトを参考にさせていただきました

*2:セトリはこのつぶやきを参考にさせていただきました

*3:そう言えば声優/アニソン界で最初に始めた人だれなんだろ?