水樹奈々LIVE PARK(2016-9-22)

ZAQさんが東京ドームでこの日程を聞いたときに,「行きたさある」「でも,あなたその日仙台でライブですね」という酷いやり取りがあったわけだが,私もこれに参加するせいでNo Rule My Ruleツアー全通できずということに。

水樹奈々がライブ全県制覇するとして,近畿で兵庫がぽつんと残してあるのは甲子園でやるためだというのが昔からネタで囁かれてはいたが,本当に実現するとは誰も思っていなかっただろう。色々な意味で伝説に残るしかないだろうというライブで,実際天候的な意味では伝説に残った感はある(芝生への爪痕と合わせて)。

心拍数的は以下

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心拍数の結果を一言で言うと,関西はジャンプ禁止の会場が多すぎるから嫌いですということになる。ジャンプしないと心拍数的には低調。この日も入場時に基本的には芝生保護の関係だと思うけど,ジャンプ禁止の注意チラシが配られる。アリーナはともかくスタンドもジャンプ禁止かと嘆きたくなる(こっちの場合は振動を気にしているのか)。チームヨーダでぴょんと上がってるのは多分心拍計の誤動作だと思うが原因不明。胸バンドだからなおさら。

セトリ的には久しぶりにSCARLET KNIGHTが来たのがかなり盛り上がるポイントなのだが,飛べないので心拍数には反映されず。

上坂すみれゲストの,その展開「この美術部には問題がある」で最近見たよというビデオの後にSTARTING NOWなんだけど,しみじみライブ映えするいい曲だなあと。それからのエタブレ,アパッショナートの下りは弱いながらも盛り上がってる。

アパッショナートが終わったあたりからの雨がかなりひどくなる。自分はゴアのかっぱで完全武装してたがいまいち焼け石に水という感じ。ステージは屋根があるのかな?と思ったが,ドラムとかキーボードとか以外は基本的に屋根なしなので水樹先生は当然ずぶ濡れ。その中で平然と歌う姿には神々しさすら感じた。全く止む気配のない雨に途中からチェリボも焼けになってきたのか,ステージの二階部分にたまった水を足で掛け合いながら弾くとかテンションがおかしくなった感じが出ててすごかった。あと,アンコールで登場した水樹奈々本人がサックスを弾く演出もずぶ濡れの雨の中だから,色々とマジかよと思わざるをえない展開。今まで晴れ女と言って回避したすべての雨がここに集まってきたかのような天気で,因果はめぐるのだなあと。

甲子園の芝も結構傷んだらしいけど,門Dのバイオリンは大丈夫だったのかそれだけが心配だったりする。ほぼ完全に屋根付きとなったステラシアターでさえ雨が降りそうだと常に憂鬱そうに空を見上げる大先生をよく見てるだけに,心配。

2016年 高垣彩陽ライブまとめ

色々と忙しいということを言い訳に,異様にライブ心拍数記録の更新が溜まってしまって辛い。

そんなこんなで,去年のライブをとりあえずガーッとまとめてグラフにだけはしておこうと年が明けたのにグダグダ作業している始末。

まずは,高垣彩陽から。

今年参加したイベントは以下

  • 2016-4-16 individual ツアー 相模大野
  • 2016-5-8 individual ツアー 中野
  • 2016-5-15 individual ツアー 砺波
  • 2016-11-13 高垣彩陽クラシカルコンサート Premio✕Melodia
  • 2016-12-27 高垣彩陽のMusic Rainbow 04

あとの方の二つは心拍数を測定するのはそぐわないなあと測定せず。

で,心拍数記録を順に。セトリはここを参考にしました。

2016-4-16 individualツアー 相模大野

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2016-5-8 individual ツアー 中野

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2016-5-15 individual ツアー 砺波

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基本的には真ん中のブロック(Next Destination+とある事情でBrand New Smile)と私の時計以外では低めという傾向。基本的に高垣彩陽のどのパターンの曲も好きなんだが,あまりの凄さに唖然とするとか,感動するとか,心がざわめくというような感じが多く,シンフォギア曲以外は飛び跳ねることはないので心拍数にはつながらない。

中野のBrand New Smile付近で異様に上がっているのは,席が運良く通路のそばで,かつNext Destinationの終わりあたりで係員が自分たちの席の目の前にお立ち台を設置したから。その瞬間に次のBrand New Smileの客席に来る演出で目の前で歌うことが確定したので心拍数が振り切れている。実際に曲に入っても最接近したあたりで心拍数がおかしいことになってる。基本的に心拍数が距離計になるのって水樹奈々のガイシホール以外ではなかったので,私としてはひどく珍しい現象。

次の砺波は,席があまりに前すぎて飛んでる場合じゃねえよってのと,アンコール関係のグダグダもあったし空気を読んでというか,前で範を示すべくおとなしくしてよう的な気分もあり,心拍数的にはかなり低め。ただ,近くに寄ると分かるのが隙のなさ。体のスタイル的な意味でも隙がないし,ダンスの動きの決める所一瞬一瞬にも全く緩みがなく,ただただすごいって感じ。それもあって盛り上がるという気分を失い,ただただすごいものを拝もう的な気分になってた。

心拍数ではそういう心の動きって測れないという限界を感じる。

しかし,このツアーはアンコール問題が盛り上がってたというか,女子が「男子がこんなことしてまーす」って言って吊るし上げるみたいな小学校の終わりの会じゃねえんだよみたいな話があって心拍数測るようなダメ人間としては辛かった。

どういう話かというと,アンコールは(自分の知る限り)声優ライブだと普通「アンコール」か声優の愛称を連呼するのが普通で,一般アーティストだと叫ぶのが疲れるという消極的な理由もあるし,叫ぶのは品がないという積極的な理由もあり手拍子が多め。拍手だけとかむしろアンコールを要求すること自体が品がないという世界もあるらしい。

その前提で,相模大野の最初の公演ではアンコールが手拍子で揃った。高垣彩陽のファン層は,コール反対過激派が比較的勢力を持っている印象があったので,とうとうここまで来たかという感慨があった。問題は,コール反対過激派がこの状態に達成感を持ってしまったこと。

その後の関東最大規模の中野サンプルザ公演は相模大野よりキャパが大きいから若干客層が純粋なファン層より薄まる。結果として,拍手が一向に手拍子に揃わなかった。個人的には拍手でアンコールする文化を知らなかったので,ようわからんなと困惑してたあたりで,何処かから「アンコール」と叫ぶ声が湧いてきた。まあこんな状況を整理するにはアンコールと叫んだほうが良いよなと私も含めてそこそこの人数がアンコールと叫ぶ流れに乗ってしまう。これがコール反対過激派のお気に召さなかったようで,コール始めた奴は高垣彩陽の気持ちがわかってない,信じられないと終演後に盛り上がる。いやあもうどうでもええがなという気分に。

そんな気分を引きずりというか,いやあ,コール反対過激派怖いよという気持ちでツアーファイナルの砺波に。お昼頃ついたら物販は軒並み売り切れだし*1,テンションだだ下がりであの低心拍数。で,アンコール戦争の結果はと言うと,ここは忠誠度高いファンしかいない空間なので当然手拍子揃って決着。

ただ,高垣彩陽がダブルアンコールで出てきたときに,なんか寂しいから「もう一回」って言ってと彩陽本人が要求してたのがオチとしては面白かった。おっさんの野太い汚い声が美少女に力を与えることもあるのかと。人の気持ちというのは難しい。

砺波という土地に関しては,物販が全く空振りだったし心拍数も上がってないけど,終演後飲んだ富山の日本酒が美味しかったのでまるっと全部許せる感じはある。

クラシカルコンサートはピアノと13人くらいのストリングスとパーカッションと比較的少人数構成。茅原実里のRe:incarnationの企画が発表されたときに最初に想定した規模がこんな感じだったなあと懐かしい気持ちになる。

ライブ自体は本人の声も乗ってたし最高だったとしか言えない。プログラム的にはDefying Gravityが聞けて本当に良かった。いつからかこの曲がかかると自動的に泣くように私はプログラムされているのだけど,今回も泣く。あと,ミュージカル曲(アナと雪の女王の中の曲)をデュエットでやったのも良かった。ZANNAに行けずじまいだったのが本当に悔しい。やっぱ今度やるチャーリーブラウンは行くべきか…

Music Rainbowはキャラソンは知らない曲が多く予習していけばよかったと。特に,曲が判明した瞬間にこれとざわめいている周りの人たちを見るにやっちまったなあと。あと,この年最後に聞いた純白サンクチュアリィがこれかという不思議な気分に。ただ,あの曲は茅原実里の独特の喉を前提とした曲なんだなあという思いを新たに。その前のGive a Reasonが一瞬曲が思い出せなかったけど,なんか林原めぐみが歌ってた曲ねと分かる程度には林原めぐみだったのと比べると,高垣彩陽を持ってしてもあの独特の歌唱は再現しづらいのかいう感慨が。

あと,自分,思ったよりWalking on Sunshineが好きなんだなあ。individualツアーだと,あの世界に導入するための装置みたいな感じで曲として聞けてなかった感じがあるが,今回ライブコーナーの終盤に置いてみて,ここにおけるだけのパワーの有る曲だよねえと。夢のとなりに匹敵するくらい好きだわと再確認。そして,新曲(Live & Try)の高垣彩陽ファン以外を完全に置いていった感じの曲調が最高でもあり,不安でもあり。

*1:つか,このツアー普通の時間に行くと会場限定グッズは売り切れ,ツアー通しの商品も結構売り切れが多く,物販絞りすぎ…

LIVE GALAXY(2016-4-9/10)

今更感あるけど,せっかく行ったので…

前回の東京ドームのLIVE CASTLEは声優アーティストが東京ドームで単独ライブをする歴史的瞬間だからと友人に誘われて行った。その時はQUEEN's nightの1日だけ参加で後ろから2列目,広い会場に音の速さで移動していくサイリウムの輝きに目を奪われた記憶がある。音の速さが有限であることを否が応でも認識させられる空間。

これ単体では声優ライブにハマりはしなかったんだけど,翌年の茅原実里のD-Formationツアーで染まって今に至る私の原点の一つ。それがもう一度あるなんてねえという喜びと,流石にもうこれが最後のドームかなあという思いが重なる感じがある。

とりあえず,それぞれの心拍数。セトリはこちらを参考に。

初日のGENESIS

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2日目のFRONTIER

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全体的にGENESISの方が高めなのは,昔の曲のほうが好きだというよりかは席の問題かなあと言う理解。GENESISは端ではあるけどアリーナの先頭ブロック。その煽りを食ったのか,FRONTIERの方は2階席の真ん中辺り。全体の演出を見られるという意味では悪くないけど,やっぱ色々豆粒のような感じは否めない。

初日のGENESISはいきなりエタブレから入って残光のガイアにつなぐあたり攻めてる。演出的には登場シーンが巨大バルーンが破裂して登場というのを初日だけかまして来たのがすごいなあと思った。あと,Never let goの光る棒を持ったスターウォーズの帝国軍っぽいチームヨーダの人数に震える。これは2日目に強く思ったけど,光る棒は遠くから見ても結構見栄えがするので悪くない。心拍数的にはその次のBring it on!とExterminateが結構高い。Exterminateは盛り上がるという意味では近年ではかなりの当たり曲だと思う。

心拍数的には,そこからGlorious Breakまで谷間。Glorious Breakは今回の大型乗り物であるところの人型ロボットGalaxy 7が出てくる。初日はこんな巨大な物体があるのか,動くのかと震えたけど,2日目に2階席の後ろから見てる分には東京ドームって広いからこれくらいが丁度だよねと思うあたり,改めて東京ドームは広いなあと。なんで,初日はともかくよくわからん巨大な物体が,今回のアルバムで一番曲調が荘厳で個人的には大好物なGlorious Breakとともに流れてくるという意味で2重に大興奮で心拍数結構高い。

その後のオケファンはもうちょっと盛り上がって良いんじゃないかなあと思ったが,まあねえ。

Clutch!からスパジェネの流れが次の山。最後に歌ってない曲があるよねで歌詞の一節を思わせぶりに水樹先生が言った瞬間にめっちゃ後ろの女性が反応してた。自分としては記憶力が摩耗しきっているのでそんな超反応無理とか思ってしまい,ファンクラブの末席として非常に申し訳ない気分になる。で,POWER GATEでそこそこ心拍数を上げてフィナーレ。

二日目は席が後ろのほうだったことを言い訳に,全体的に心拍数的には低調。まあ,東京ドームの2階席は跳ぼうとするとスロープが急だから飛びづらいというのも言い訳にしたい。が,その停滞をDISCOTHEQUEと恋の抑止力が破壊する。DISCOTHEQUEは出てくるかもとは思ったけど,恋の抑止力は想定してなかったので,イントロ直後の上がり方がすごい。

初日に盛り上がったGlorious Breakは2階席からだとGalaxy 7が意外と小さかったのに唖然として意外と上がってない。逆に,次のVIRGIN CODEがイントロ直後に嬉しくなって上がっている。この曲を聞くと未だに香川のテアトロンに行った時の記憶が蘇ってくる。あの場所は楽しかった。

その後のLove Brick, Clutch,POP MASTERがこの日の心拍数的な最高潮。ここで間髪入れずに最後のAstrogationをやれば心拍数的には最強だったんだろうけど,まあ演者の体力的に無理か。Love Brickは未だに結構好きな曲。これとHappy☆Go☆Roundを合わせたスイッチガール曲はかなりお気に入り。こういうカラッとした楽しい曲を歌わせると絶品だと思う。

POP MASTERは遺伝子に刻みつけられてる感じ。AstrogationはLIVE Galaxyなんだから絶対に流れるだろうと何故か初日に思ってて来なかったという算数できない自分のアホらしさが憎い。MCで下がった後の心拍数をきっちり100オーバーに戻す程度には高まる。その後は,体力の限界が来てたのか心拍数的には盛り上がらず。曲も愛の星とかしっとりとした曲も混ざりつつだったのでなおさら。

両日共通で流れる謎のビデオのストーリーが今考えてもいまいちよくわからんこと以外は良いライブだったと思う。あのエネルギー不足がどう解決されたのかもよくわからないし(Galaxy 7が再起動することによって充填されたのだろうか…),ロボットが最終処分場に落とされて捨てられてくのをむやみに強調するあたりの意図が謎すぎた。ただ,これは毎回なことなので,まあ別にという感じはある。歌が良ければ良いんですよ。

そういえば,今回特にゲストもなく,企画物だと結構な頻度で呼ばれる大先生じゃなくてムッシュも呼ばれず,いつものメンバーでやったというのは,前回との一番大きな違いだと思う。いつもどおりでも東京ドームを埋めますよという宣言というか,自然体が一番という今までやってきたことに対する自負みたいなものを感じた。1-2年前のライブから徐々にチェリボのコーラスを増やしていったような流れは今回も継続。その意味で,音楽的な意味ではこの1-2年でチーム水樹が色々と試してきたことの集大成なのだろう。

LiSA NHKホール (2016-04-20)

大学の研究室の後輩から急に来られなくなった人がいたというので,急に誘われる。

LiSAはoath signのあたりのアルバムを2つ買ってて,この爽快感はすごいよなあと思いつつも,似たような曲が多くね?ってか,Crow Songみたいな響きが好き過ぎじゃねって思って微妙に距離をとって今に至る。

ただ,LiSAのライブはすごいよとはよく聞くので,そりゃ誘われれば行くわとフットワークが軽いというより,腰の軽さを露呈する。

平日のNHKホール 2days。ツアーの初日のそれをきっちり埋めきってるのは流石。席は比較的前の方で,NHKホールでこんなに前になったことねえよと怨嗟の声を上げたくなる私。

で,心拍数。

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セトリはここを参考にしました。

なんか,登場時最初の曲が妙に高い。LiSA登場時なんか動と静のコントラストというか,場を支配する空気に飲まれてた記憶がある。お前ら,私が騒げと言った時には騒げ,静かにしろと言った時にはシーンとしてろ身じろぎもするな的な。そして,それに従う観客を見てご満悦,そのご満悦のLiSAを見て観客も満足みたいな不思議な依存関係。観客良く躾けられてんなあと。

あとは,コール覚えていないので,裏拍飛びがある曲の最初のところで突発的に盛り上がってる感じ。そして,待ってましたのRising Hopeは流石に盛り上がってる。

意外だったのはアンコール後のbestday bestwayの盛り上がり,多分知らない曲のはずなのに周りの雰囲気に乗せられて盛り上がってるっぽい。あと,最後のMCで横浜アリーナ 2days発表でも,なぜか結構盛り上がってる。実際の所,LiSA順調に成長しているなあ,私の贔屓(茅原実里ZAQ鈴木このみ高垣彩陽…)はどうしてみんな広がっていかないんだろうと切ない気分で聞いてたはずなのだが。雰囲気怖い。

しかし,改めてライブで聞いていると,サビによく使うちょい高音の圧倒的な攻撃力は認めざるを得ないのだけど,低音は音量でない,裏声も音量出ないという感じで使える音の幅がすっごい狭い。LiSAの曲を作る人って大変よねとしみじみ。レコーディングならば低音も裏声もそこそこ使えるけどライブ映えを想定するとねえ。大変。

適当カルボナーラ

カルボナーラの構造と組み立て方というエントリを見かけたので,自分の適当レシピを公開してみようかなと。

元のエントリは,なんかすごい凝ってるし,参考になる点はあるのだけど,UKで無駄に伸びたまずいパスタを食べ過ぎ,イタリア(ボローニャ)でアルデンテを通り過ぎた硬さのパスタを食べ過ぎた身としては,茹で過ぎたほうが美味しいなんてのはねえというか,生理的に受け付けなかったりする。

ちなみに,ディチェコは英語のアルデンテの時間でゆでてしまう派*1

とりあえず,私のカルボナーラに関する制約条件は休日に1日中サイクリングしたあと,帰ってきて疲れきった時に常備できる品でタンパク質豊富でカロリーのある夕食が作れるか?ということ。初期のレシピは参考にしてたレシピ本*2の通りに生クリーム使ってたんだけど,生クリームは日持ちしないというので生クリームを使わないレシピを模索するようになった。*3

用意する材料は以下(ちなみに,1人分)

  • ペンネリガーテ 150-200g
    • 私が行ったところは北部でなんでもショートパスタだったのに染まった。茹でるのも楽だしオススメ
  • チーズ 60g-70gくらい
  • パンチェッタ 50gくらい
  • 卵2個
  • 胡椒
  • 塩 パスタ茹でる用
  • オリーブオイル 適量

手順は

  1. パンチェッタを適当に短冊状に切る。
  2. パンチェッタをオリーブオイルを適量引いた片手パンで炒めて油を抜く。カラカラにするかは趣味。ぶっちゃけパンチェッタは香りと雰囲気担当なので,そこそこ油を抜ければ頑張らなくて良い気がする。
  3. パンチェッタを炒めている間にチーズを粉にし始める。この作業さえなければ楽チン料理なのにといつも思う。
  4. パンチェッタが炒め終わったら,とりあえず火から外して,パスタを茹でるためのお湯を火にかける。塩は多すぎるくらいでいい。
  5. パスタ用のお湯を火にかけてる間からパスタを茹でてる間にチーズを粉にし終わる。粉になったチーズに卵黄1個と全卵1個を入れる。全卵2個だとなんか味が薄い。卵黄2個だとクリーム感が足りない。そして,胡椒を適量振りかけてから混ぜてペースト状にする。
  6. パンチェッタを炒めた鍋が冷めたあたりを見計らって油を捨ててからキッチンペーパーで油を拭き取る。
  7. パスタを茹でる。茹で過ぎのパスタは食えたものではないので,日本語表示の-1分あたりで良い気がする。
  8. 茹で上がったら,茹で汁を切ってパンチェッタを炒めた鍋に突っ込む。それに,ペースト状になったチーズ+卵+胡椒を入れてチーズが溶けるまで混ぜる。火にはかけない。パスタの熱でチーズは勝手に溶ける。チーズの量が多目だと卵が固まる云々を気にしなくていいので楽。この時,シリコーンヘラを使うと便利というか,これを使わないでやると必ず失敗した記憶がある。生クリームを使うとシリコーンヘラがなくても流動性があるので投入できるんだけど*4,この生クリームを使わないペースト状の物体は流動性がほとんど無いので,シリコーンヘラがないと鍋に上手く全量を投入できない。

これで,チーズドーン,パンチェッタドーン,胡椒ドーンみたいな,いい意味でも悪い意味でも男のカルボナーラが出来上がる。一緒に飲むのは白ワインだとこの味の主張に負けるので,赤ワイン推奨。

*1:デェチェコは英語表記より日本語表記は1-2分茹で時間が長い

*2バリラ社のレシピ本の日本語版という触れ込みだったが,今思うとライセンスもらっただけで日本人がほとんど書いてたような気もする。たらこパスタとか何故かあったし。

*3:1人だと標準的なレシピでは生クリームは50gも使わないので,一番小さい量を買っても半分くらい残る…その後2-3日すると固まっていくので,また生クリームを使う別の料理を考える必要があって苦痛

*4:ただし,その後に熱をかけて固めてクリーム状にする必要がある

アニソンCLUB! in ディファ有明 -AnimeJapan前夜祭-(2016-3-25)

とりあえず心拍数だけ。(具体的な感想を書こうにも前すぎて記憶が怪しい…)

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セトリはここを参考に

心拍数的にはZAQ > 鈴木このみ > SKILL > その他と言った趣。SKILLは初体験。連続もっともっとで流石に心拍数上がってた。これが生バンドだと演者が満足するまで延々ともっともっとが続くのかと思うと笑う。

ZAQの新曲hopenessは無理すれば去年のアニソンCLUB Rで初披露できただろうにと思ったり思わなかったり。ただ,この曲はやはり高難易度のピアノソロを野崎氏が弾いてこそな感じが。

i☆Risはプリパラスルーしてたというのと,グループアイドル全般について,その魅力を私がわからないというところで,会場はすごい盛り上がってるけど,それをすっごい冷静に眺めてて申し訳程度にジャンプしたりリウムを振ってる自分が面白かった。

それもあって,このイベントで一番衝撃というか腰が抜けたのは大橋彩香の存在感。常に真ん中を取るというポジショニングの問題もあったのだろうけど,i☆Risとのコラボでi☆Risが完全にバックダンサーになってた。なんか格が違うという感じに,ずっと何が起きているのかわからなくて,恐ろしさに震えてた。

i☆Risも何人かは背の高さでは別に負けてないから別に物理的な存在感ではなく,だからこそ,なんつーか「格」?としか言いようのないものに意識が行って,すごいというよりもただただ恐ろしさしか感じなかった。

あと,即興ラップバトルで事前に仕込んでたとしか思えない細かすぎて速すぎるラップを仕込んでくるZAQさんと,その後にむっちゃやりづらそうという状況で,とりあえず雰囲気で無理やり押し通そうとするmotsuさんの対比がちょっと面白かった。とりあえず,ZAQの頭の回転の速さは異常。

ZAQ KURUIZAQツアー (2015-11-7,8,14)

もう2週間たってしまったけど,このツアーで不調になった膝と足首がまだ本調子じゃないそんなライブ。飛び過ぎ良くない。

2月のNext Labツアーから別に新アルバムが出るわけでもないし,規模感もさほど変わらないが,Next Labが最高すぎたのと短期決戦の東名阪という日程が都合良かったので,さくっと全通を決意。

  • 11/7 大阪 BIG CAT
  • 11/8 名古屋 BOTTOM LINE
  • 11/14 東京 新木場 Studio Coast

各日セットリストは2-3曲入れ替えるだけでほぼ共通。ただ,観客と会場の広さでノリが結構変わったなあという印象。

ということで,まず心拍数記録。

11/7 大阪

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11/8 名古屋

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11/14 東京

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曲ごとの平均心拍数比較

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改めてすごいライブだったなあと,心拍数を見ても実感する。心拍数150台(平均140超)を連発。盛り上がる曲を二つの山に割り振って,その山にいるうちはMCも最小限に突っ走るという構成の狙いがきっちりハマった形。ただ,こうすれば会場の熱が冷めず盛り上がるってのはサルでも思いつくんだろうけど,実際にやろうとすると普通は演者のスタミナ的に無理だろって思うのに,ちゃんとこなしてるZAQならびにZAQジャパンの体力おかしい。

心拍数だけを見ると,大阪は最初ということもあり好調だけど,大阪の宿がカプセルホテルで微妙に休めなかったので,名古屋は体調が悪くちょっと低め。東京は,前日に献血する心拍数ドーピング*1をした結果として高いが,後半完全に息切れ。心拍数的には普通だけど,後半飛びが完全に甘くなってた。反省。心拍数を上げる小細工なんてZAQには要らないということがよくわかった。

とりあえず曲の順に感想。

エキストラレボリューションは前回のNext Labで衣装替え時のinstにアレンジして使われてしまって,特別な存在だという納得感はあれど,好きな曲なのに聞けないのねという残念感があったから,今回のツアーで毎回聞けて胸が熱くなる。平々凡々な通行人Bの私は人生の主役になれますか?という曲自体のテーマも好きなんだけど,「『早く帰って,美味しいご飯が食べたい』それでいいのです,それが全てです」というフレーズが異様に好き。どんなに辛いことがあっても,夜遅く残業してるのに仕事がうまく行かなくて気分が滅入っていても*2,まあ明日も生きようってそんな気分になれる。まあ,ライブ中は飛んで盛り上がるぜうりゃ~みたいな感じであまり感傷的にはならないんだけど,日頃聴いてるときは気を抜いてるとこのフレーズで泣く。それくらい好き。

で,次のKURUIZAQから中二病コンビの2曲のブロック。東京だとこの時間帯が一番観客の動きが流動的で飛ぶときにあたったりして,ちょっと緊張が走った。ちなみに,大阪だとトゥッティ!!でモッシュがかなりひどくなって係員が止めに入っていた。で,その後の曲でも案の定そこそこひどいモッシュになっててまた止めに入ってた。スペースが出来ると後ろから助走して前方へペネトレーションを図るラガーマンが結構いた… 名古屋だと前日に注意されてたのが印象深かったのか最後まで圧縮もなく統制取れてたのだけど,最後,ONE WAY ROADでZAQ本人がここに集まれ的にマイクか手を観客に投げかけて煽ったので,ついに崩壊して圧縮かかってた。苦笑。東京は,最初のブロックで緊張が走ってこの後どうなるんだよと危ぶんだけど,結局総じてずっと統制が取れてた。KURUIZAQはテーマ曲っぽいのにここでぶっこんでくるかという感動が特に大阪ではあった。で,曲中のここは飛ぶだろうか,どうだろうかみたいな反応にきちんとお客さん(私もだけど)が反応しているのを見て,おお,ZAQ現場相変わらず楽しいな,帰ってきたなあという気持ちになる。この居心地の良さと,良いとは決して言いがたい治安は紙一重なのが辛い。安易に人を誘えない雰囲気がある。

ちなみに,ZAQは1曲目だけ白衣と眼鏡で,エキストラレボリューションが終わるとどちらも取るけど,サポートバンドの方はこのブロックまでずっと眼鏡。なので,眼鏡陽ちゃんをきっちり堪能。というか,サポートの方は眼鏡取る暇すらないのかとあまりのハードさに唖然とする。

次のブロック最初の絶好調UNLIMITEDの大阪の回は東京でのMC曰く黒須さんの機材にトラブルがあったらしいんだが,全く気づかなかった。これは,はたしてMCで言っていたようにZAQジャパンのフォローが完璧だったからなのか,私を含めた観客の耳が節穴だったのかは結構頭を抱えるものがあった。本人登場のアニクラじゃないんだよというZAQの東京での煽りが胸に突き刺さる。ただ,東京の激情論でZAQが一瞬歌詞忘れしたのか入りに失敗したときは流石に気づいたから,まあなあと。あと,私の場合キーボードはしくったら流石に気づくと思う。しかし,盛り上がりブロックは,後半もそうなんだけどMCは短く,さらにその直後にはこの絶好調UNLIMITEDみたいに確実に盛り上がるだろう曲を保険として配置するのは当然なんだけど練られたセットリストだなあと思う。

次のカバー曲コーナーは,自分としてはアニソン全般を押さえるタイプの人間ではないし,アニサマとかも予習がかったるいからと行かないような人間なので,実はそこまで思い入れがなかったりする。Rebelionの真実の赤も大阪,名古屋と経て,東京でやっとちゃんとやれたくらい。ただ,どの会場でも観客の6-7割がアニサマに行ってるみたいで,だからかこういうカバー曲コーナーでもきちんと対応してたり,このコーナーが一番の高まりっぽい人とか居て面白かった(特に,東京のReason why XXXとか)。

その次は弾き語りコーナーで,心拍数的には一休み。奇跡までのストレートラインは改めて歌詞を3回聞かされると確かに恥ずかしいとMCするに値する甘酸っぱさだったなあと。ただ,ここらへん,難しいメロディーも恥ずかしい歌詞も自業自得だからなあというのがZAQのいいところ。変に難しい曲や妙にメッセージ性のある歌詞があると,歌わされている感が出てくるのだけど,それがないのが良いなあと他の曲でもしみじみ思う。シンガーソングライターの強み。

大阪では異様に貯めすぎてる感じがあって,逆に不自然だったのだけど,名古屋,東京と行くに連れて,貯めるところは貯めるけど,走るところは走るとメリハリが付いてこなれていくように感じたのが面白かった。

おかえりは,いつもののんのんびよりコーナー。もし映像化されたら,2番から観客席の中で緑のペンライトがホタルのようにたかれるのが面白いんじゃないかと思うが,Next Labは映像化するつもりまんまんで収録してたのに,ニコ生で流しただけで,円盤化まだされてないからなあという恨み節が。今からでもNext LabのBD出たら買う,多分。

switchback storyは「未来は真っ白で,過去は真っ黒だ」という,どういう人生を送ってきたらそういう刹那的なセリフが吐けるんだという歌詞が,おしゃれな旋律に乗ってくるのが印象的な曲。この曲の後に衣装替えで間を何でつなぐのかと楽しみにしてたら,コンクリートレボルティオのEDを山本陽介本人がギターで演奏してから,OPのカタラレズトモにつなぐという趣向にちょっと感動。

というか,この曲EDなのにThe beginningという謎のタイトルで,そういう意味ではこの順番のほうが正解なんじゃないかという気すらする。

カタラレズトモは,1番のコールのCome on エクウス!Ready Goはこちらが言うんだけど,じゃあ,2番の,Who is the hero? Look at me!は,言いづらいけどどうするんだという問題に対しては,Who is the heroはZAQが歌って,Look at meは観客なのかなあという感じに処理してるっぽい。

そういえば,衣装は最初の方はアイギスをイメージさせる白いドレス(1曲目だけさらに眼鏡と白衣)で,後半がピンクの髪に黒いゴシックっぽい短いドレスを合わせてて,きゃりーぱみゅぱみゅっぽく見えた。アンコール後がTシャツ(色は日替わり?大阪は黒で,その他は灰色だったような)に日替わりの帽子を被るスタイル。KURUIZAQの時に"ビジョンの中のアイドルは 笑顔ふりまき輝いてるけど 私にはできない"って歌詞があるんだけど,このツアーの間はいやーZAQ輝いてるよって叫びたい気分にはなった。特に,真ん中のパートの衣装が個人的には好き。ただまあ,先週見たアニサマの特集でtowanaとコラボで並んでる時のいづらそうなZAQとその後のmotsuとのコラボの時の水を得た魚のようなZAQにいろいろとノーコメントって気分になったので,辛い。

この次が日替わり曲で,この辺りから心拍数がおかしなことになって意識が飛びそうになりつつ,脚力の限界に挑むような感じになってくる。大阪は元祖KURUIZAQとでも言うべきfeel the noiZで逆に大阪でしかこれやらなかったのが不思議なくらい。名古屋は「ない」で,結構攻撃的なので好きな曲。これに限らず,ZAQは否定から入る歌詞が多いというか,布教しようと友人に聞かせたら,なんでこんなに否定形が多いのと言われた。でも,幸せそうな雰囲気で幸せそうなことを言われても,なんか別の世界の人間の言葉な気がして,受け止められない気がする。ZAQの下から上を眺める感じで,自分を卑下してる割にプライドだけは高くて,ガラスで隔てた向こうの幸せそうな世界に行きたいんだけど行かない,みたいなそんな世界観が個人的には大好物だったりする。

で,大阪が終わった後に激情論が流れないライブなんてあるのねえなんて話が散見されたんだけど,何の事はない,映像収録する東京ではこの日替わり曲に激情論が流れる。ZAQが赤は激情論の赤と釘を差すような定番曲に,心拍数も結構ヤバイ。

そういえば,Make it Glitterのタオル曲で少し涼しくなったかなと思ったあとにぶち込んできたPlay the rayの演出が未だに掴みきれていない。ZAQが歌ったり歌わなかったり,大阪で最初聞いた時にはなんかあった?と一瞬びっくりするくらいに歌ったり歌わなかったり。複雑に絡み合う曲のなかで,ラップのところをメインに歌ってるから多分そういう感想を抱いたんだろうけど,飛びすぎて朦朧としてる頭にそんなことが一発で理解できるはずもなく。未だに狐に包まれたような感じが抜けない。

そこから最後までが心拍数的には地獄エリア。OVERDRIVERとSeven Doorsの育ちぶりにびっくりする。OVERDRIVERはサビのところのウォーが,最初は3回,次は2回のはずなんだけど,みんなどうでも良くなってきたのかどっちも3回が定着しつつあるのが謎。確かに,盛り上がりすぎて意識が朦朧としてくるとどっちでも良くなる(自分も東京の最後の1回だけ間違えた)。Seven Doorsの方は,とりあえず"light up fire"を大声でみんなで叫ぶのが楽しい。あと,"心の力で変えられるものを"を叫ぶのも楽しい。で,それを受けて"「俺は」運命とは呼ばない”と男らしく歌うZAQがカッコいい。もっとも,この曲で一番かっこいいのは,最後にドラムが7カウントして終わるところをドヤ顔で指折り数えながらやるZAQなんだけど。そういえば,Next Labよりも今回のほうが意識的に歌詞にシンクロしたステージング(特に手の動き)が多くて結構感動した。が,具体的に何って言われると困る。例えば,VOICEで一つとか二人のとか指でやってたかなあというおぼろげな記憶。

アンコール後のトゥッティ!!が大阪では興奮のあまり会場の雰囲気がかなり荒れて頭を抱えたんだけど,名古屋,東京では比較的落ち着いてた。1番の高揚感は観客が叫ぶんだけど,2番の躍動感はイマイチ知名度が低いのでZAQが歌うというのが,カタラレズトモと同じパターン。新木場コーストへ向かう列の中に妙に楽器っぽいケースを持った人が歩いていたので,最後の東京はブラスでも来るのかなあとか思ったけど,そんなことはなく,ただ,どちらにしろ一番盛り上がる曲の一角を占めている存在感は素晴らしい。アニメの力としか言いようが無い。

その後は,AlterationとONE WAY ROAD。ある意味盛り上がるのが確定してる2曲。個人的な思い入れでいくと茅原実里で言えばパラロスとフリドリが続けて来るような感じ。そう思うと,最後にこれって,殺しに来てるセトリだよなあと。AlterationのあとのMCがちょい長めなのでようやっと生きて帰ってこれた感じ。そういえば,Alterationにかぎらず,ZAQ曲のキーボードってあらかたの曲が蒼い孤島レベルの難易度な印象があって,それを何事もなかったかのように捌く野崎氏というのは実はZAQジャパンの中で一番常軌を逸しているのではないかとしみじみ思ったりする。そもそも,ZAQ自身が音大をピアノで卒業してるわけでその前で弾くってかなりのプレッシャーじゃないのかと思ったりもするのだが,そんなことを全く感じさせないあの松平健をもっとみんな崇めるべきだと思ったりする(陽ちゃんがカッコいいとか,黒須さんの煽りが怖くて膝が壊れるまで飛んじゃうとか,カドシュンのスティックくるくる回しがカッコいいとかは前提として)。

あと,個人的にライブ後のライブTシャツのビショビショ具合がひどいので,United Athleでもコットンじゃなくてポリエステル100%のやつ希望*3なんだけど,色が出づらいとかで厳しいのかな?自己防衛としては速乾性のアンダーの上にTシャツを着こめば良いのかもしれないけど,効果あるのかな?焼け石に水感がある。

*1献血をしてから1週間くらいは同じ強度の運動量で大体1割くらい心拍数が高くなる

*2:ああ,今日もそうだよ

*3:前にトライアスロンの大会の参加賞でもらったUnited Athleの5900-01とか。通気性抜群すぎるので寒いけど,速乾性というか汗をほとんど吸わないのでZAQライブにはコットンよりこっちの方がと思う。