ZAQ KURUIZAQツアー (2015-11-7,8,14)

もう2週間たってしまったけど,このツアーで不調になった膝と足首がまだ本調子じゃないそんなライブ。飛び過ぎ良くない。

2月のNext Labツアーから別に新アルバムが出るわけでもないし,規模感もさほど変わらないが,Next Labが最高すぎたのと短期決戦の東名阪という日程が都合良かったので,さくっと全通を決意。

  • 11/7 大阪 BIG CAT
  • 11/8 名古屋 BOTTOM LINE
  • 11/14 東京 新木場 Studio Coast

各日セットリストは2-3曲入れ替えるだけでほぼ共通。ただ,観客と会場の広さでノリが結構変わったなあという印象。

ということで,まず心拍数記録。

11/7 大阪

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11/8 名古屋

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11/14 東京

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曲ごとの平均心拍数比較

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改めてすごいライブだったなあと,心拍数を見ても実感する。心拍数150台(平均140超)を連発。盛り上がる曲を二つの山に割り振って,その山にいるうちはMCも最小限に突っ走るという構成の狙いがきっちりハマった形。ただ,こうすれば会場の熱が冷めず盛り上がるってのはサルでも思いつくんだろうけど,実際にやろうとすると普通は演者のスタミナ的に無理だろって思うのに,ちゃんとこなしてるZAQならびにZAQジャパンの体力おかしい。

心拍数だけを見ると,大阪は最初ということもあり好調だけど,大阪の宿がカプセルホテルで微妙に休めなかったので,名古屋は体調が悪くちょっと低め。東京は,前日に献血する心拍数ドーピング*1をした結果として高いが,後半完全に息切れ。心拍数的には普通だけど,後半飛びが完全に甘くなってた。反省。心拍数を上げる小細工なんてZAQには要らないということがよくわかった。

とりあえず曲の順に感想。

エキストラレボリューションは前回のNext Labで衣装替え時のinstにアレンジして使われてしまって,特別な存在だという納得感はあれど,好きな曲なのに聞けないのねという残念感があったから,今回のツアーで毎回聞けて胸が熱くなる。平々凡々な通行人Bの私は人生の主役になれますか?という曲自体のテーマも好きなんだけど,「『早く帰って,美味しいご飯が食べたい』それでいいのです,それが全てです」というフレーズが異様に好き。どんなに辛いことがあっても,夜遅く残業してるのに仕事がうまく行かなくて気分が滅入っていても*2,まあ明日も生きようってそんな気分になれる。まあ,ライブ中は飛んで盛り上がるぜうりゃ~みたいな感じであまり感傷的にはならないんだけど,日頃聴いてるときは気を抜いてるとこのフレーズで泣く。それくらい好き。

で,次のKURUIZAQから中二病コンビの2曲のブロック。東京だとこの時間帯が一番観客の動きが流動的で飛ぶときにあたったりして,ちょっと緊張が走った。ちなみに,大阪だとトゥッティ!!でモッシュがかなりひどくなって係員が止めに入っていた。で,その後の曲でも案の定そこそこひどいモッシュになっててまた止めに入ってた。スペースが出来ると後ろから助走して前方へペネトレーションを図るラガーマンが結構いた… 名古屋だと前日に注意されてたのが印象深かったのか最後まで圧縮もなく統制取れてたのだけど,最後,ONE WAY ROADでZAQ本人がここに集まれ的にマイクか手を観客に投げかけて煽ったので,ついに崩壊して圧縮かかってた。苦笑。東京は,最初のブロックで緊張が走ってこの後どうなるんだよと危ぶんだけど,結局総じてずっと統制が取れてた。KURUIZAQはテーマ曲っぽいのにここでぶっこんでくるかという感動が特に大阪ではあった。で,曲中のここは飛ぶだろうか,どうだろうかみたいな反応にきちんとお客さん(私もだけど)が反応しているのを見て,おお,ZAQ現場相変わらず楽しいな,帰ってきたなあという気持ちになる。この居心地の良さと,良いとは決して言いがたい治安は紙一重なのが辛い。安易に人を誘えない雰囲気がある。

ちなみに,ZAQは1曲目だけ白衣と眼鏡で,エキストラレボリューションが終わるとどちらも取るけど,サポートバンドの方はこのブロックまでずっと眼鏡。なので,眼鏡陽ちゃんをきっちり堪能。というか,サポートの方は眼鏡取る暇すらないのかとあまりのハードさに唖然とする。

次のブロック最初の絶好調UNLIMITEDの大阪の回は東京でのMC曰く黒須さんの機材にトラブルがあったらしいんだが,全く気づかなかった。これは,はたしてMCで言っていたようにZAQジャパンのフォローが完璧だったからなのか,私を含めた観客の耳が節穴だったのかは結構頭を抱えるものがあった。本人登場のアニクラじゃないんだよというZAQの東京での煽りが胸に突き刺さる。ただ,東京の激情論でZAQが一瞬歌詞忘れしたのか入りに失敗したときは流石に気づいたから,まあなあと。あと,私の場合キーボードはしくったら流石に気づくと思う。しかし,盛り上がりブロックは,後半もそうなんだけどMCは短く,さらにその直後にはこの絶好調UNLIMITEDみたいに確実に盛り上がるだろう曲を保険として配置するのは当然なんだけど練られたセットリストだなあと思う。

次のカバー曲コーナーは,自分としてはアニソン全般を押さえるタイプの人間ではないし,アニサマとかも予習がかったるいからと行かないような人間なので,実はそこまで思い入れがなかったりする。Rebelionの真実の赤も大阪,名古屋と経て,東京でやっとちゃんとやれたくらい。ただ,どの会場でも観客の6-7割がアニサマに行ってるみたいで,だからかこういうカバー曲コーナーでもきちんと対応してたり,このコーナーが一番の高まりっぽい人とか居て面白かった(特に,東京のReason why XXXとか)。

その次は弾き語りコーナーで,心拍数的には一休み。奇跡までのストレートラインは改めて歌詞を3回聞かされると確かに恥ずかしいとMCするに値する甘酸っぱさだったなあと。ただ,ここらへん,難しいメロディーも恥ずかしい歌詞も自業自得だからなあというのがZAQのいいところ。変に難しい曲や妙にメッセージ性のある歌詞があると,歌わされている感が出てくるのだけど,それがないのが良いなあと他の曲でもしみじみ思う。シンガーソングライターの強み。

大阪では異様に貯めすぎてる感じがあって,逆に不自然だったのだけど,名古屋,東京と行くに連れて,貯めるところは貯めるけど,走るところは走るとメリハリが付いてこなれていくように感じたのが面白かった。

おかえりは,いつもののんのんびよりコーナー。もし映像化されたら,2番から観客席の中で緑のペンライトがホタルのようにたかれるのが面白いんじゃないかと思うが,Next Labは映像化するつもりまんまんで収録してたのに,ニコ生で流しただけで,円盤化まだされてないからなあという恨み節が。今からでもNext LabのBD出たら買う,多分。

switchback storyは「未来は真っ白で,過去は真っ黒だ」という,どういう人生を送ってきたらそういう刹那的なセリフが吐けるんだという歌詞が,おしゃれな旋律に乗ってくるのが印象的な曲。この曲の後に衣装替えで間を何でつなぐのかと楽しみにしてたら,コンクリートレボルティオのEDを山本陽介本人がギターで演奏してから,OPのカタラレズトモにつなぐという趣向にちょっと感動。

というか,この曲EDなのにThe beginningという謎のタイトルで,そういう意味ではこの順番のほうが正解なんじゃないかという気すらする。

カタラレズトモは,1番のコールのCome on エクウス!Ready Goはこちらが言うんだけど,じゃあ,2番の,Who is the hero? Look at me!は,言いづらいけどどうするんだという問題に対しては,Who is the heroはZAQが歌って,Look at meは観客なのかなあという感じに処理してるっぽい。

そういえば,衣装は最初の方はアイギスをイメージさせる白いドレス(1曲目だけさらに眼鏡と白衣)で,後半がピンクの髪に黒いゴシックっぽい短いドレスを合わせてて,きゃりーぱみゅぱみゅっぽく見えた。アンコール後がTシャツ(色は日替わり?大阪は黒で,その他は灰色だったような)に日替わりの帽子を被るスタイル。KURUIZAQの時に"ビジョンの中のアイドルは 笑顔ふりまき輝いてるけど 私にはできない"って歌詞があるんだけど,このツアーの間はいやーZAQ輝いてるよって叫びたい気分にはなった。特に,真ん中のパートの衣装が個人的には好き。ただまあ,先週見たアニサマの特集でtowanaとコラボで並んでる時のいづらそうなZAQとその後のmotsuとのコラボの時の水を得た魚のようなZAQにいろいろとノーコメントって気分になったので,辛い。

この次が日替わり曲で,この辺りから心拍数がおかしなことになって意識が飛びそうになりつつ,脚力の限界に挑むような感じになってくる。大阪は元祖KURUIZAQとでも言うべきfeel the noiZで逆に大阪でしかこれやらなかったのが不思議なくらい。名古屋は「ない」で,結構攻撃的なので好きな曲。これに限らず,ZAQは否定から入る歌詞が多いというか,布教しようと友人に聞かせたら,なんでこんなに否定形が多いのと言われた。でも,幸せそうな雰囲気で幸せそうなことを言われても,なんか別の世界の人間の言葉な気がして,受け止められない気がする。ZAQの下から上を眺める感じで,自分を卑下してる割にプライドだけは高くて,ガラスで隔てた向こうの幸せそうな世界に行きたいんだけど行かない,みたいなそんな世界観が個人的には大好物だったりする。

で,大阪が終わった後に激情論が流れないライブなんてあるのねえなんて話が散見されたんだけど,何の事はない,映像収録する東京ではこの日替わり曲に激情論が流れる。ZAQが赤は激情論の赤と釘を差すような定番曲に,心拍数も結構ヤバイ。

そういえば,Make it Glitterのタオル曲で少し涼しくなったかなと思ったあとにぶち込んできたPlay the rayの演出が未だに掴みきれていない。ZAQが歌ったり歌わなかったり,大阪で最初聞いた時にはなんかあった?と一瞬びっくりするくらいに歌ったり歌わなかったり。複雑に絡み合う曲のなかで,ラップのところをメインに歌ってるから多分そういう感想を抱いたんだろうけど,飛びすぎて朦朧としてる頭にそんなことが一発で理解できるはずもなく。未だに狐に包まれたような感じが抜けない。

そこから最後までが心拍数的には地獄エリア。OVERDRIVERとSeven Doorsの育ちぶりにびっくりする。OVERDRIVERはサビのところのウォーが,最初は3回,次は2回のはずなんだけど,みんなどうでも良くなってきたのかどっちも3回が定着しつつあるのが謎。確かに,盛り上がりすぎて意識が朦朧としてくるとどっちでも良くなる(自分も東京の最後の1回だけ間違えた)。Seven Doorsの方は,とりあえず"light up fire"を大声でみんなで叫ぶのが楽しい。あと,"心の力で変えられるものを"を叫ぶのも楽しい。で,それを受けて"「俺は」運命とは呼ばない”と男らしく歌うZAQがカッコいい。もっとも,この曲で一番かっこいいのは,最後にドラムが7カウントして終わるところをドヤ顔で指折り数えながらやるZAQなんだけど。そういえば,Next Labよりも今回のほうが意識的に歌詞にシンクロしたステージング(特に手の動き)が多くて結構感動した。が,具体的に何って言われると困る。例えば,VOICEで一つとか二人のとか指でやってたかなあというおぼろげな記憶。

アンコール後のトゥッティ!!が大阪では興奮のあまり会場の雰囲気がかなり荒れて頭を抱えたんだけど,名古屋,東京では比較的落ち着いてた。1番の高揚感は観客が叫ぶんだけど,2番の躍動感はイマイチ知名度が低いのでZAQが歌うというのが,カタラレズトモと同じパターン。新木場コーストへ向かう列の中に妙に楽器っぽいケースを持った人が歩いていたので,最後の東京はブラスでも来るのかなあとか思ったけど,そんなことはなく,ただ,どちらにしろ一番盛り上がる曲の一角を占めている存在感は素晴らしい。アニメの力としか言いようが無い。

その後は,AlterationとONE WAY ROAD。ある意味盛り上がるのが確定してる2曲。個人的な思い入れでいくと茅原実里で言えばパラロスとフリドリが続けて来るような感じ。そう思うと,最後にこれって,殺しに来てるセトリだよなあと。AlterationのあとのMCがちょい長めなのでようやっと生きて帰ってこれた感じ。そういえば,Alterationにかぎらず,ZAQ曲のキーボードってあらかたの曲が蒼い孤島レベルの難易度な印象があって,それを何事もなかったかのように捌く野崎氏というのは実はZAQジャパンの中で一番常軌を逸しているのではないかとしみじみ思ったりする。そもそも,ZAQ自身が音大をピアノで卒業してるわけでその前で弾くってかなりのプレッシャーじゃないのかと思ったりもするのだが,そんなことを全く感じさせないあの松平健をもっとみんな崇めるべきだと思ったりする(陽ちゃんがカッコいいとか,黒須さんの煽りが怖くて膝が壊れるまで飛んじゃうとか,カドシュンのスティックくるくる回しがカッコいいとかは前提として)。

あと,個人的にライブ後のライブTシャツのビショビショ具合がひどいので,United Athleでもコットンじゃなくてポリエステル100%のやつ希望*3なんだけど,色が出づらいとかで厳しいのかな?自己防衛としては速乾性のアンダーの上にTシャツを着こめば良いのかもしれないけど,効果あるのかな?焼け石に水感がある。

*1献血をしてから1週間くらいは同じ強度の運動量で大体1割くらい心拍数が高くなる

*2:ああ,今日もそうだよ

*3:前にトライアスロンの大会の参加賞でもらったUnited Athleの5900-01とか。通気性抜群すぎるので寒いけど,速乾性というか汗をほとんど吸わないのでZAQライブにはコットンよりこっちの方がと思う。

鈴木このみ NICE to Me CHU!!!ツアー 東京(2015-10-12)

会場はZepp東京。FC先行じゃないので結構後ろめの入場。

モッシュを避けるために横向きに柵を立てて,左右を空けるような指導が入る。といっても,キャパの7-8割は埋まってる印象。ZAQと違って別に中央に花道作ったりしなくても普通に埋まるらしい。

新曲という意味では,前回の6月以降はこのライブの週に発売されるアルバム曲(といっても,ミニにも程があるアルバムなので実質2曲くらい?)が増えたくらいでさほど増えていない。ただ,かと言って,その次のアルバムに収録するであろう新曲を大量に歌うのは難易度高いと思った。

ということで,心拍数グラフ。

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曲と歌唱力のポテンシャルとしてはもっと高まっても良いはずだなあと思うんだけど,意外と上がってない。盛り上がる曲でジャンプした時に伸ばした手が微妙に温度の違う空気*1を掴む感覚は健在なんだけど,意図的なのか,あまり盛り上がる曲を続けなかったり,結構長めなMCで切ってる印象。

あと,完全新曲はライブ全通者は普通に乗れるんだろうけど,東京が初回の人間に乗れというのは厳しい。そこら辺でかなり不完全燃焼。

あと,自分は大体真ん中くらいの場所で,柵で区切られたエリアの中では後ろの方にいたのだけど,ライブの進行に伴い段々と集団が後ろに下がっていって密度が上がっていって動けなくなっていったこと。段々と前ににじり寄っていくのなら分かるんだけど,段々と後ろにいじり寄っていくライブって初めて。

理由はきちんとあって,柵の前に陣取った人が柵を使ってハイジャンプをかましているのに怯えた人が徐々に徐々に後ろに秩序だって下がった結果として,後ろの密度が上がっていくという… そういう人は本当に動かないで自分のポジションを守るからすり抜けて前に行くことも出来ず,ため息。ただ,全員が全員オルスタ歴戦の強者みたいな感じの客層だと*2,なんかもうご新規さんお断りって感じがしちゃうから,それに比べると新規っぽい客が流入してるってことで喜ぶべきなのかも。

個別楽曲という意味では,Tom@hackとのコラボのTomorrow's bestとその次のわたモテはきちんと盛り上がっている。Tom@hackは例の騒動の印象が強すぎたのだけど,Tomorrow's bestでのコラボを見てやべえかっこいいじゃんと手のひら返し。

囚人 paradox 2013が,ああこれぞ鈴木このみの歌唱力のポテンシャルだと感激しながら聞いてた。静かなところで歌声に乗せてくる感情がともかく豊かで,味付けがとにかく濃い。それに感動して,サビのところで全力を尽くしてレスポンスしていこうって気分になる。

This gameはもっと盛り上がっても良いようなきがするんだけど,その前のMCが長めで体を冷やしてしまったのか上がりきれてない。ただ,あの個人的には好きだけど尺が長すぎる前奏をMCに使うのはうまいなと思った。というか,This gameにかぎらず複雑なピアノをきっちり,かつ余裕を持って弾きこなすキーボードがかっこよすぎて痺れる。ジャンプして心拍数が上がって意識が飛びそうになってる時にピアノの旋律が心に突き刺さってくるのがたまらない。

アンコールは,鈴木このみ名物の速くなりすぎて一旦仕切りなおすコールが健在。この現場以外でこの現象見たことない。

その後,心拍数がだだ下がりなのは,もったいぶって出てきたゲストがアニソンクラブNのフリーザで,その時点でズッコケなのに,更に尺を使ってきたので,しみじみ関西人のギャグセンスはわからんという気分になったから。今思い出してもいまいち狙いがわからない。

その意味で,鈴木このみの歌唱力は安定しててすごいとは思うんだけど,陣営のサポートにはかなり不信があったり。ほとんど新曲が入ってない謎のミニアルバム出したのも何がしたいのかよくわからないし。

*1:会場の熱気に空調が負けて観客の高さの空気の温度が高いけど,障害物がない上の方の空気は空調が効いてるから冷たくなる

*2:ああ,ZAQだよ…ひとことで言うと

茅原実里 SUMMER DREAM 3(2015-8-1/2)

茅原実里の夏の恒例のライブイベント。SUMMER CAMPからSUMMER DREAMに衣替えしてからもう3回目になるのかと感慨。

まずは,心拍数。途中,例のごとくwristable GPSの心拍数記録が暴れたので(突如倍の心拍数を表示したりする…),適宜調整してある。

8/1

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8/2

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初日,パラロスが上がってないのは,あまりのことにあっけにとられたか,その辺りで心拍数測定が異常になった影響と理解。パラロスをいきなり前半に持ってくるという意味では今年のサマドリのセトリは結構攻めてる気がした。

新曲を入れつつ,懐かしい曲をバランスよく織り交ぜる。KEY FOR LIFEとPrism in the name of hopeは何時,何度聴いても嬉しい。

あと,途中に挟まれたNEO FANTASIA。二度と聞けないかなあと思ってたあのバイオリンソロがもう一回聴けるのは楽しい。

TERMINATED,Sunshine Flower,Freedom Dreamerはきっちり盛り上がる。心地良い予定調和。

演奏という意味では,今回,CMBが古めのメンバーに戻ってた。キーボードがケニー,ギターが陽ちゃんと馬場ちゃん,ベースが今度新しく入ってきた三宅さん,ドラムがガンちゃん。で,バイオリンが不動の大先生。

いつも挟まれるinstで今回は何故か全体が変拍子で,かつ妙に長いドラムソロを決めたガンちゃんが目立ってた。ドラムソロの時だけわざわざ光るスティックに持ち替えたり。だけど,一番違うなあと思ったのはやはりキーボードのケニー。上手い下手ではなくて趣味の問題なんだろうけど,引き出しの広さをケニーからは感じる。演奏に遊び心があるというか,メロディーラインを装飾するような旋律をポンポン突っ込んでくるのが楽しい。正確に弾けるのは当然,魅せてこそキーボーディストでしょ的な。

ベースの三宅さんに関しては,Sunshine Flowerのソロパートが独特だなあと思った。とりあえず高音弾いときゃ盛り上がるんでしょ的な発想から一線引いたようなソロがかっこよかった。

あと,初日のラストに今日の感想は?と言われて,God Knowsの間奏が最高と言ってた陽ちゃんがカッコ良かった。確かに納得感ある。

今回のロックコーナーは初日のPlanet Patrolは納得感あったけど,2日目のみのりんサンバは流石にやり過ぎというか無理矢理感があった。それすらもサマドリのお祭り空間を彩る事件の一つでしかないのだけど,流石にねえ。

そういえば,今回自転車でステラシアターに行こうと計画してたんだけど,あまりの酷暑に途中で断念。夏が終わってしまった今となっては,なんでこの時期だけこんなに異様に暑かったのか謎。

鈴木このみ 18歳!!2ndワンマンLIVE 追加公演(2015-07-18)

2ndワンマンライブの通常公演は5/6の茅原実里シンフォニックコンサートと被ったので追加公演のみの参加。

昔から存在を知っていたけど,this gameで心が撃墜されたので,それ以来アルバムとシングルを買うようになる。そんな経緯だから,これが初めてのライブ参加(正確には昨年のお誕生日イベントが鈴木このみ初イベントだが)。

今日1stツアーの最終日の東京公演なんで慌ててup。

で,とりあえず心拍数グラフ。

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昔は,オルスタは人口密度高すぎて飛びづらいから心拍数上がりづらいと思ってたんだけど,ZAQ以降むしろオルスタのほうが飛んだあとの着地の心配をしなくていいから上がるという傾向が顕著に。

この鈴木このみワンマンライブもバラード曲コーナー以外ではずっと上がりっぱなし。ただ,後半は前半飛ばしすぎてバテたのかちょっと心拍数上昇が甘い。あと,最後の曲直前くらいで心拍数の計測値が異常になったので未計測。EPSONのwristable GPSを使ってるんだけど,腕での光方式の測定の信頼度は胸バンドに劣るっぽい。

曲的には納得というか,最新アルバムの18の楽曲が中心で最初聞いてた時には評価高くなかったんだけど,何度も聞いてると良いなあと。最初のNOT PYGMALIONとか声にあってると思うし,Tomorrow's bestも聴いてて楽しい。最後,this gameじゃなくてDelightingなのも洒落てる。

会場の治安については,入場前の一触即発というか武闘派な空気が若干不安だったんだけど,いたって普通だった。統制された盛り上がりが心地よい。盛り上がる曲だと会場全体の熱気が空調能力を上回ったのか,手を上に上げてジャンプすると微妙に温度の違う空気の層を感じることが出来て,笑うしかない気持ちになる。

あと,ベースの人(アフロック)の髪型が面白かったというか,それ以上に,自分の位置からだとベースの人のちょうど後ろにホウセンカみたいに光を撒き散らす照明があってベースの人の頭から放射状に光が撒き散らされてるように見えて受けた。

水樹奈々 LIVE ADVENTURE 2015ツアー

水樹先生の恒例の夏ツアーのテーマは冒険。

今回のLIVE ADVENTUREは大阪(7/11, 7/12),埼玉西武ドーム(9/19)に参加。

とりあえず,各公演の心拍数を。

7/11 大阪 大阪城ホール

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7/12 大阪 大阪城ホール

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9/19 埼玉西武プリンスドーム

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Justice to Believe禁断のレジスタンスETERNAL BLAZE,HAPPY☆GO-ROUNDあたりが心拍数的に盛り上がってる。POP MASTER,POWER GATEはもっと盛り上がってもいいように思ったけど意外に心拍数的には盛り上がってない。

会場別だと大阪2日目(7/12)がスタンドとはいえ比較的ステージに近かったので盛り上がってる。初日は同じスタンドだけど遠すぎた。西武ドームは最前ブロックに心躍ったんだけど,A1ブロックは端すぎてこれ見切れ席でしょ?って感じの席でもしツアーでここしか来ない人でこの席にいたら結構切ない思いすると思った。演出何も見えない。時々ステージの端に来てくれる時以外はモニターしか見えないからただのLV。「糞席なんてない!」てのは信者の言葉よねとしみじみ実感する(いや,私はファンだからセーフなんだけど…)。で,諸般の事情で後半から私は飛び禁だったので心拍数的にはお通夜。まあ,その分しっかり聞けたから良いですと強がり。

個別の曲で印象に残ったのを並べると,レイジーシンドロームは飛び跳ねてる水樹先生が楽しそうで,曲も好きだしその演出も好き。

その後の僕らの未来は,大阪でのセトリメモには曲名忘れてたから「SL矢吹曲」(Supernal Libertyに収録されてた矢吹さん作編曲の曲という意味)と書いてしまうくらいに思い入れがないって言えばない曲。悪く言うと矢吹さんが手癖で書いたような曲で,ただ,好きにやっていいよと言われてここに行き着くってことは本人だけじゃなくあのメンバー全員好きなんだろうなあと。今回も結構厚めにコーラスをチェリボが入れてたりしてて冒険してて,とりわけ思い入れを感じた。パフォーマンスまで含めるとかなり印象に残る。

西武ドームだとその後に出てくる高垣彩陽に,想定されていたとはいえいざ本人が出てくると,コンサートおあずけされまくりのせいか*1,盛り上がりすぎて心のタガがちょっと外れて飛びまくって周りにちょっと接触する。で,この曲もライブなのにきっちりキャラ声で歌い切る。この小器用さがすごい。多分会場の彩陽を知らない人はいかにも声優声の人出てきたみたいに思ってしまうのかもしれないけど,それでも自分の役割を演じるという思いの強さ,この大舞台で自分の歌の巧さを売り込んでやろう的な色気のなさに感動する。

ただ,渾身の帰り際のダジャレもゆたぽんと被るというのは流石に擁護できない…

アヴァロンの王冠は,LIVE GRACE専用曲かと思いきや,曲が始まるとシーケンスで補うけど,演出の尺を調整したいという事情のせいか,イントロは分かりやすくバンドサウンドアレンジされてて,こんな走ってるアヴァロンがあるのかと結構感動したというか,ドラムに震えた。

It's Only BraveはCD売っていない大阪の時からサビのところで三連ジャンプを入れようとずっと仕掛けてたんだけど,イマイチ普及しなかった印象。飛びたがりの人間(2-3割)は飛んでたように見えたんだけど,そこから拡がらなかった… 水樹先生のライブは,新曲になるたびにコールが簡素というか,とりあえず間奏以外は飛ばない傾向が顕著なので,心は盛り上がってても心拍数上がんないなあという,心拍数計測してるクソ人間にしか関係ない悩みがあるので,これはと思ったけど,これでダメだったらもうそういうもんなのかもね。

HAPPY☆GO-ROUNDは,Rockbound Neighborsで出た時から好きだった曲。大いに唄うでは普通だったのに,LIVE CIRCUSでタオル曲になった時は切ないなあというか,呪ったのだけど(タオルは手先が不器用なので上手く回せないからいまいち乗れない),こうしてタオル曲として残るのならばむしろ本望。しかし,Love Brickもライブでは映える曲なんだけど,どちらも齋藤真也さん作編曲なのね。SCOPE SCOPEも好きだし,水樹先生以外だと空色デイズに書きかけのDistinyか。ヤバイな。

で,あとは愚痴。

水樹先生のライブが初心者向けって絶対嘘だよね。私がこの業界に足を踏み入れるきっかけが,友人に水樹先生の東京ドームに誘われたからだから色々と勘違いしてたけど,絶対素人さん誘っちゃダメなライブだよね。

つか,今回に関して言うと西武ドームがまず遠いよ。横浜から2時間って新幹線ならもう愛知県だよ!で,遠いだけならともかく,帰りの絶望感がヤバイ。不慣れなダイヤでどれ乗っていいかわかんない上に,激烈な人混み。乗れそうな電車はもう乗車率200%で発車前に扉閉めますとか言うわけよ。じゃあと空いてる電車乗ろうとしたら1時間後の発車となりますとか言うわけよ。疲れきってる早く帰りたい以外に興味ない人間連れてこれはキツイ。

で,ライブ。最前ブロック見切れはもっと警戒してるべきだったけど,ハマスタとか千葉マリンとかここまでじゃなかったと思うんだよなあ。ほんとにステージ見えない。ファン視点だとステージ端まで何回か水樹先生が驚異的な速度で走ってきてくれるのと,ホバークラフトの再近接が1回あるので悪くない席なんだけど,それはあくまでファン視点だから!水樹先生は演出派手目だから初心者でも楽しめるんじゃねと思ってたけど,演出よく見えないんだったらファンしか楽しめないよ!あと,チェリボとヨーダコーナーってステージ見えないと延々とビデオ見せられるだけなのね。結構精神的に来る。あと,イケメンのカドDとチョーさんでも観てりゃいいよって言おうにも,モニターに写るのは基本水樹先生だけだから辛い。

あと,4時間立ちっぱなしは地味に体力削りとりすぎ。ライブ中ずっと飛びまくって心拍数上げることに血道をあげる変態もいれば,リウムとか振らなくても体力持たない人だっているんですよ!そして,疲れきった人間は「ダブアンでまわりみんな喜んでたけど,私は早く終われとしか思えなかった」とか呪詛の言葉を投げつけてくるんですよ!もう生きていくのが辛い。ただ,冷静に考えて,時間の短いライブは大抵オルスタだからもっと治安悪いし,お勧めできない悪夢。

結論としては水樹ライブに水樹信者でもないのに初心者を連れてっちゃダメと。高い授業料でした。

*1:久しぶりのバースデーイブコンサートは,Music Ray'nの抽選落ちた上に,これ書いてる間にもバースデーイブコンサートのeplus抽選落ちた…呪われすぎ

戸松遥 Welcome ! Harukalisk*Land !!! 大宮公演

声優としては,少年役もこなせるそこそこの器用さと,巧いという感じはしないのにどこから出てくるのかわからない圧倒的なヒロインとしての存在感にファンといえばファンかなあというポジションだった戸松遥

当然歌手活動をしてるのも把握しつつ,でも別になあと楽曲についてはスルーを決め込んでた。ただ,堀江由衣におけるインモラリストのように,Q&Aリサイタルにノックアウトされ,観念してアルバムと気に入ったシングルは買うように。

ただし,ライブはスフィアからの流れか振りコピ必須なんでしょ?という印象があって敬遠。前回のSunny Side StageはスルーしてBDだけ購入。今回,友人が高垣彩陽の舞台のチケットを買うために会員登録したから,ついでに申し込む?というので,行かないと決め込んだキングスーパーライブの裏にあるので多分イベント被りが発生しないと予想された大宮ソニックシティでのこの公演をチョイスして参加。

心拍数の推移

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序盤から徐々に盛り上がっていきmotto☆派手にね!で一旦ピークをうつ。その後,30-40分で下がっているのはバラードで着席+消灯タイムだったから。高垣彩陽もそうだけど,スフィアアーティストの単独公演は観客の練度高い。

その後は,そこそこの盛り上がりで進行して,最後海賊衣装でのcourage,Q&Aリサイタル,恋ヲウチヌケで爆発。わかりやすい。

懸念してた振りコピもまあみんな節度ある感じ。隣空いてるからダイナミックにしてる人はいたけど,空いてなければみんなそれなりに。で,当たり前だけど,他人の踊りなんぞ見ないわけで,前の方は知らんが,中盤より後ろなら,まあやろうという意志さえあれば別にうろ覚えでも問題なく。

面白いなと思ったのが,バンド編成。ギター,ベース,ドラム,キーボードまでは普通で,そこで1人追加するところで,ギターでもバイオリンでもなくコーラスを1人追加。このコーラスの人(菊間まり,きくちゃん)がすごいノリがよくてステージに戸松遥がいない時の場つなぎとか,踊りの指示とか,色々と兼ねてて盛り上がりに貢献してたと思う。とりあえず楽しい。

戸松遥本人の歌唱自体は上手すぎず下手すぎず。アイドルの歌唱力ってのはこうあるべきだよねというラインをキープしてる印象があって,今回もその印象のまま。アイドルはちょっと下手くらいの方が可愛いんですよ的な。ただ,夢から醒めるほど下手でもなく,普通に上手という微妙な塩梅。

ここらへん,わざとやってたらすごいというか,本人のヒロイン演技と合わせて(別に上手いと思わないというか,何が違うのかよくわからないんだけど,存在感がある演技。ヒロイン力?)考えると,やっぱわざとなんかなあといつも思う。その塩梅が好き。

しかし,会場限定Tシャツ(鉄道パープル)をみんな着ないでオレンジで固めてる前のほうが面白かった。あと,デザインした本人がドギツイ紫色のTシャツとか言い放つのも面白い。確かにドギツイけど,買った私どうするのよ?と。ただ,その次の宇都宮公演はピンクで更にドギツイのでまだ良かったとほっとする。

ちなみに,今回から心拍数測定機材をGarminのFR210からEpsonのWristable GPS SF-810に変更。

最近始めたトライアスロンのスイムでの心拍数を記録するために購入*1。ライブ用途だと胸バンドしなくていいくらいでさほどメリットないといえばないけど,世間的には胸バンドしなくていいのはメリット大きいかも。

心拍数の検出精度という意味では基本的には胸バンドと同じ数字が表示される。ただ,時々2倍とか3倍の心拍数に測定されることがあって*2,測定の安定感という意味では未だ胸バンドに軍配があがるという印象。

懸念されたデータのexportについては,epsonの場合csv形式で全データを出力できるので問題なし。1秒おきの心拍データが簡単に書き出せる。

使い勝手という意味では,Garmin FR210(日本版)に特有の問題だけど画面表示の制限が大きすぎるので使いづらかったのが,SF-810だと解消されたので逆に使いやすくなった印象。FR210は今のラップが何ラップ目か表示できなくて,曲が終わった瞬間とかMC終わって始まった時にラップ切るんだけど,その瞬間に何ラップ目か表示されるので,少し余裕が出来てメモを書く時まで,その数字を覚えないといけなかった。曲が何ラップ目かメモを取れてないと,あとで集計できないので死活問題。FR610だと出来たので,なんでその機能なくしたのかな?と思う。

*1:水中だと胸バンドから腕時計本体への電波通信が出来なくなるので心拍数記録が出来ない。本体だけで心拍数計測できるSF-810なら原理的には可能。ただ,実際にトライアスロンの大会で試してみたところによると取れたり取れなかったりなので,あまり期待してはいけないみたい。Polarの低周波電波通信方式の方が水中での心拍数測定の安定性だけ考えると正解なのかも。ただ,こちらはどの付属品を買えばOKなのかようわからんのでなかなか突撃しづらい。つか,GPSユニットをスイムキャップの中に仕込めとか確実だけどやり過ぎ感ある。

*2:40bpmなのに80bpmとか120bpmとか

茅原実里 Symphonic Concert 2015 Reincarnation(2015-5-6)

えらく間が開いてしまったような気がするけど,GW最終日だから1ヶ月とちょっとかと思うと,意外と5月は濃密だったなあと思ったり。

茅原実里のSymphonic Concert,まあ,水樹先生もやってるしという感じはあるけど,それと比べると事前にアルバムを出すというのが面白い。というか,それ以上にその楽曲のアレンジに驚く。個人的なイメージだとオーケストラって個々の楽器の音がいい意味でも悪い意味でも全体の中に溶けてる印象があったのだけど,個々の楽器に見せ場があり,溶けてない。ソロだけじゃなく,2-3種の楽器だけが目立ってセッションするパートも多い。アルバムの段階で聴いてて楽しいし,ソロパートをどう弾くのか公演が楽しみになるそんなアルバムだった(その割には売れてないけど…)。

公演は関東圏の企画物ライブの割にNHKホールという箱。これは確保が大変になるのかな?と友人と保険をかけに行ったら驚くことに両方当たって嬉しい悲鳴。なんとか友人側の友人を二人誘って凌ぐ。

で,当日の心拍数記録。前半は座って,後半は普通に盛り上がってという感じでコントラストがわかりやすい。前半は双眼鏡片手にソロパートを凝視してたので,ラップを切るのをかなり忘れる。

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公演前は,アルバムが結構音の粒度を感じさせるアレンジだったからってのもあって,演者の質を確保する替わりに,結構人数絞ってくるのかなあ?と思ってたんだけど,50人以上いる普通の構成で驚く。じゃあ質の方は?というとレコーディングに参加してたメンバーはだいたいいるっぽく,レコーディングの豪華メンバーそのままで人数増えた感じで,10000円の若干ギョッとしたチケット代もさもありなんという。なので,プログラムにストリングスだけは大先生室屋ストリングスとしか載ってなくて個別の人が載ってないのはちょっと残念。全メンバーの名前載っててもバチは当たらないんじゃ?と思ったんだが,そうもいかない事情があるのだろうか?

前半は普通にアルバムを聴いて準備してた聴きどころを聴いてみたいな感じで,蒼い孤島の木琴ソロとかを楽しんで聴く。あと,座ってるパートで面白かったのはSunshine Flowerのキンコンカンコン。アレが生で流れるだけでこんなに心が高まるのかとちょっと驚いた(心拍数は全く高まってないけど)。サマドリとかでも是非アレは再現してほしいと思った。

その後は普通にというか,盛り上がれと言ってもシンフォニックだしと遠慮がちに盛り上がってたんだけど,Dream Wonder Formationでたがが外れる。事前に予想もしてなかった思い入れのある曲の登場に,大盛り上がり。

Dream Wonder Formationは未だ発売されない武道館のライブの時も似たようなことを書いたけど,自分が初めて友人に誘われて行った幕張のUltra Formationで最初に聞いた曲で,ファンのあまりの盛り上がりに驚きとともに病みつきになり,以後なんだかんだで茅原実里のライブに参加するきっかけとなった曲。この曲に関しては何が好きって茅原実里の歌唱が好きというより曲自体(編曲+演奏)が好きだからここで流れて,心が盛り上がらないはずがない。ただ,その時色々考えながら聞いてたような気もするんだけど,気分が盛り上がりすぎて,全部白く飛んでしまったので,盛り上がるのも良し悪し。まあ,映像商品も出てくるし,それにCD音源も収録されるから問題ないといえば問題ないんだけど。

そして,その勢いでさらに投入されるParadise lostも同じように盛り上がる。こちらは久しぶりに聞いたシングルバージョンのイントロ。特別な場面でしか流さないこれをここでやらずにどうするといえばそうなんだけど,お得感。

その後は,Joyful Flowerは旗持ってくるの忘れたなあとか,思いながら終了。

アンコールはバンドだけでオーケストラの人出てこないのねと思いつつ,この世界は僕らを待っていたはケニーのピアノソロ何度聴いてもカッコいいよとか(みのりんがミスった結果,2回もやってくれてお得感)思ってアンコール終わったところで,もう一回コールしてたらまさかのオーケストラ再登場でFreedom Dreamerというこれも予想してない奴が来て盛り上がる。ここらへん,嬉しかったという気持ちが強すぎていまいちどんな音がどうだったとか意識できなくて,なんかよくわかんないけど音がキラキラしてるというわけのわからない印象だけ残っててアレ。これも映像商品出てきてからちゃんと聞き直したい。

総じて良いライブだったと思うし,変に広い会場じゃなくて,オーケストラのコンサートをよくやってて音響面で実績のあるNHKホールでよかったというのもあって全く不満はないのだけど,映像商品がいつ出るの?というのは去年のSanctuaryと合わせて不安。多分,10周年プロジェクトでまとめて出すんだろうけど,クリスマスライブという前科があるので,若干の恐怖感がある。サマドリで発表なのかね?

あと,物販に11時頃にのんびり来た私が悪いのはわかるけど,Tシャツが買えなくて唖然。その後救済で通販来たけど,Sサイズしかなくて入るのかビクビクしながら買う。幸い入ったけど肩のあたりと胸元が若干苦しい。