ZAQ 2ndツアー Next Lab 名古屋/東京(2015-2-21/22)

当初東京だけ参加の予定だったけど,急遽名古屋も追加して連続2日ライブという過酷な日程。特に,ZAQの場合ただのオルスタライブの熱量ではないので,結果的に見てすさまじい苛酷さだった。翌々日くらいまで足と腰が筋肉痛だった。

まず,心拍数記録

名古屋(エレクトリックレディランド)

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東京(Zepp Tokyo)

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名古屋と東京は盛り上がるところはほぼ変わらず。東京は最初の方からテンションぶっちぎりなのが分かる。あと,知らない曲だと結構テンション落ちる癖があるので,飛び曲エリアでも凹みが名古屋では結構あるけど東京ではあまり落ちていない。

ちなみに,名古屋の消費カロリーが548kcalで,東京が822kcal。これ,茅原実里4時間耐久バースデーライブと同じくらいの消費カロリーを半分の時間で叩き出している。恐怖。

名古屋より東京が高いのは,耳が曲を覚えてるという効果もあるけど,Zepp Tokyoに花道+ステージを導入してなんか常に近い感じを醸し出してたのが大きいような気がする。特に,ZAQ,陽ちゃん,黒須さんの三人が花道の前まで出てきて,更に目の前で黒須さんが煽ってくるのが強い。飛びすぎて息が切れて死にそうと思ったあたりから,黒須さんに煽られて更に頑張らなきゃと思って飛んでしまうあたり,何に行ってるのか自分でもよくわからなくなってる。

あと,サポートバンドという意味では,陽ちゃんがかっこいいのは前提だけど,カドシュンのスティックくるくる回しがかっこよすぎて痺れた。

ハルイロライフの弾き語りがもともと泣ける曲だとは思ってたけど,名古屋ではかなり心に響いた。東京は2回目なのでそこまで。ただ,ピアノ引くときに見えたZAQの背中がちょっとセクシー。

エキストラレボリューションが今回は衣装替え用のDJセクションでジャズアレンジされて登場。かなり好きな曲なので,嬉しいけどZAQの歌では聞けないので複雑な気持ちに。衣装替えは白衣,早着替えで白衣脱ぐ,ラップモード,アンコールでTシャツという流れだったはず。この中だと最初の白衣がULTRA Formationの時の茅原実里っぽく見えて印象深かった。

自分がZAQを買い集めるきっかけになったAlterationで盛り上がるのは前提として,ONE WAY ROADの安定感がすごい。ここ,サビでコールが結構あるんだけど,あの熱い空間で叫び声に近いコールと注目を一身に浴びながら歌うというのは,一度やったらやめられない麻薬のような快感があるだろうなあと,本当に嬉しそうに歌うZAQを見て思った。

東京では映像収録があった。固定カメラ3台くらいにクレーンと結構豪華。その割に,BDいつ売るのかとか,そもそもどういう形態で商品化するのかとか告知一切なかったのが気になる。次のアルバムに抜粋して収録ってのがありえそうで怖い。

MCは名古屋での歌の師匠にお前は(顔的に)アニソンに向いてないからやめとけ,R&Bやれと言われた話が切なくてよかった。お前存在感薄いから赤い眼鏡かけろと言われた奥華子と同じくらいの切なさ。ただ,他のランティスのアニソン歌手(Chouchoとか,towanaとか,TRUEとか)を見るにさもありなんと思ってしまう私もアレ。まあ,あれだけアイデア豊富な作編曲能力と安定かつ小器用な歌唱力*1があれば,顔なんて人の好みもあるしどうでもいいだろという感じはする。つか,普通あれだけ曲作れば似たような曲が結構出てくるはずなのに,新曲出るたびに毎回驚かされるからすごい。

ファン層を広げる上では,オルスタの治安が最悪レベルなのをどう見るかが微妙。名古屋は,自分の前の方に横に後ろに方向を選ばず飛ぶ集団がいてきつかった。私は幸いにしてその集団と人一人分離れてたので,その擾乱を利用してちょっとずつポジションを前進できたから良かったけど,直接当たられてた人はたまらない。気が短い人なら暴力沙汰になっても驚かない感じ。会場の雰囲気の熱さと治安の悪さは紙一重とはいえ,それにしてもと思う。

あと,女性エリアあったけど,なんか人口密度少なめな感じがしてちょっと残念。もっと女性ファンついてもいいのにと思うのだけど,女性が見るようなアニメの主題歌やれてないのが大きいのか*2。とか考えてて,だからペルソナミュージカルのアイギスかというのは納得感あったが,正攻法の戦略ではないよね。

このツアーのNext Labというネーミングは1stじゃないんだという事よりも,1stの次の段階という前向きな意味に取れて,グッズを買って少し誇らしい気分になるので悪くないと思った。あと,よく見るとアーティストロゴそのままなのだけど,一瞬何書いてるかわからないので意外と普段使いしてもわからないかもという期待が持てるTシャツのデザインはグッジョブ。

ただ,グッズという意味ではキンブレが最近物販で流行りのRGBWではなくRGBだったのだけが少し残念。茅原実里のクリスタルブレードの先だけ差し替えて使おうかと思ったけど,Next Lab色のスカイブルーが出なかったのでまあいいかと売ってたキンブレをそのまま使う。ちょっと白の場所ごとの色ムラが気になる。もっとも,純白みたいな白曲ってないからどうでもいい説はあり。強いて言えばphilosophy of Dear World? でも,青でいいんじゃねというか,激情論(赤)以外は七色でという話だし,そもそも飛ぶのに必死で色考える頭が残ってない。

*1:ソロで歌う時はあれだけ特徴のある声なのに,アニサマとかアニソンクラブRとかで人に合わせて歌うときに自分を消したり出したりするのがほんと上手いと思う。

*2:男性オタ向けのとりあえず可愛い娘出しとこう的なアニメの主題歌が多い印象。ランティス担当で言えば,せめて空の境界みたいに女性ファンもつくようなアニメの主題歌は出来ないのかねえと。