ZAQ KURUIZAQ ver 2018(2018-12-8, 12-14)

今年もやってきたKURUIZAQ。大阪/東京のみなので全通も簡単だねと全通。
ただ,12月は体調が良くないことが多く今回も11月末にインフルエンザのワクチンを打ってから,ずっとなんか体調不良ぎみ。
じゃあ心拍数は上がらないかというとそんなことはないから不思議。

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12/8 KURUIZAQ 大阪 Banana Hall

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12/14 KURUIZAQ 新宿BLAZE

多分会場の狭さと,初めて体験する山本陽介なしのZAQ JAPANがどんな音を奏でるのかという新鮮な楽しみと,単純に体調の問題で大阪のほうが心拍数高めだが,眺め直してみると微差かも。RebellionとLoSe±CoNtRoLの差分が心拍数の印象的には大きいのかな。絶対に絶対に殺すゾーンはどちらも心拍数ヤバイ。150超を長時間維持するのはZAQだけ。

しかし,今回バンド(ZAQ JAPAN)のメンバーがベース 黒須克彦,ギター 菅原潤子,キーボード 野崎洋一,ドラム かど しゅんたろうという編成で,僕の人生で初めて山本陽介なしのZAQ。別件で茅原実里のそれでも思ったんだけど,山本陽介は劇薬なんだなあとしみじみ。君,カッコいいけど目立ちすぎやろ的な。まあ,カッコいいから良いんだけど。
で,山本陽介なしのZAQでしみじみヤバイなあと思ったのが,野崎さんのキーボード。自分,基本的に手数の多いキーボーディスト大好きなんだけど,今回の野崎さんは手数が多いのは前提として,特にカーストルームが神がかってたと思う。原曲よりもジャジーな上にカッコよかった。何度でも聞きたい。
菅原さんは最初硬いかな?という感じがあったけど,大阪の途中辺りから,こいつら(観客)アホだみたいな感じのアハッみたいな感じの笑顔が出てきたような感じがして楽しかった。

今回のセットリストはKURUIZAQだから当然最初から飛ばしてる。最初のブロックに個人的に一番大好きなエキストラレボリューションがそこそこ久しぶりにそれもいい場面で流れることが嬉しい。あと,SPEED JUNKYのコールがきちんと全員やっててZAQも含めてみんな嬉しそうだった。
というか,KURUIZAQはだいたい思い入れのある曲ばっかり流れるから,時系列で語ろうとすると,1曲ずつ良かった,良かったとセトリを朗読するはめになって,加藤一二三の自戦解説みたいになってしまう*1
今回,東京でも大阪でもほぼ同じセトリだったのだけど,最初の絶対殺すゾーンが終わったあとの曲が違ってて大阪ではRebellionが流れた。自分は一応ペンライトを持ってきてたけど,タイミングに自信がなかったので,近くでウズウズしてた人に渡して,その人がちゃんと真実の赤をやってくれてほっこりする。

OVERDRIVERから始まる絶対絶対殺すゾーンの心拍数はホントおかしい。「ない」とTOGAREはなんか1年くらい聞いてなくて(おそらく前回のKURUIZAQ以来)禁断症状が出てたので嬉しかった。BRAVERは安定だよね。曲の良さとアニメの熱さがシンクロするのがアニソンの良さだよねと,拳をみんなで空に掲げて無心になって叫びながら思う。

アンコール後はソラノネとSparkling Daydreamがヤバイ。ソラノネは大阪では新曲初めてで,口笛来たよーとはしゃぎすぎて上がってるっぽい。東京では会場がそこまではしゃいでいなかったからなのか,ちゃんと聞こうと飛び跳ねなかったからかそこまで上がってない。そして,最後の最後のSparkling Daydreamでこのライブ最高の盛り上がりと心拍数に到達するこの会場の空気が尊い

ちなみに,今回両会場とも冬場だからか,空調の能力を超えるようなことにはならず,汗で床がビショビショになるとか,Tシャツから汗が絞れるとかにはならず,快適だった。そこは感謝。まあ,冬のオルスタライブは上着どうするんだよ問題に神経をつかうので,それはそれで面倒くさいのだけど,大阪にはクローク,新宿BLAZEはコインロッカーには余裕があったりとそこのところも特に問題なかった。大阪は何故かどこの会場も最近ドリンクが600円で,このバナナホールも600円で大阪だなあと思うんだけど*2,中でバナナホールだけにバナナシェークが売ってたから,むしろ良い,許そうってなった。

*1:加藤一二三は頭が良すぎるので(婉曲表現),棋譜にすべてが込められていると思っているのか,自戦の解説が棋譜読み上げに終止することがある

*2:ライブホールのドリンク500円って建前的な金額だと思ってたから,値段を調整するという感覚がなかった。赤字なら会場を貸す金額に転嫁すれば良いわけで的な。その意味で,ガメついというわけではなく細かいことにフェアさ重視する大阪らしいなあと